嫁の行動推理

私は、嫁が間違ったこととかを面白がる、という意地の悪いところがあるようだ。

小学生くらいの男子が、好きな女子にちょっかいをかける、というのはありがちなことだが、それに近いものと言っていいかもしれない。

もう我々2人、おじさん、おばさんなので、何をやってるんだという感じではあるけれども、実質は、私がそういうことしてを嬉しがっているだけで、嫁は「それの何が面白いん?」という感じだから、私だけが小学生気分なんだろうな、とも思う。

とても些細な事をわざわざ取り立てて私が面白がる。

何かそれに該当するようなことがあったときは、

嫁 「あー、このことまたしばらく言われるわ~」

と言ったりする。

ある朝、私が先に起きて、インスタントコーヒーを入れて、牛乳を足そうと思って冷蔵庫を開けると、牛乳パックがこんな感じになっていた。

これを見て私が思ったのは、

「あぁ、注ぎ口じゃない方から開けようとしていることに途中で気付いて、方向修正したんだなぁ」

ということだ。

注ぎ口じゃない方は、広げられているものの、開くとこまでは行っていないので、ギリギリ間に合った、といったところか。

このことは嫁にはまだ言っていないが、私の予想では、

嫁 「ん?そうやったっけ?」

と忘れているか、

嫁 「それの何が面白いん?」

という、いつもの答えか。

あるいは、私の捉え違いで、何か意図があって、両側を広げたのか。

まぁ、要するに、結果として現れている現象、今回なら、牛乳パックの両側が開いている、といったことで、そのときどきに、行動してる姿嫁を想像して、私は面白がっているのである。

嫁 「あ、逆や…」

とか思ったんだろうか、とか…。

想像は尽きることがないのです。

後日聞いてみると、

嫁 「あ、バレた?」

という返事でした。

超能力の訓練

念力、テレパシー、超能力…というのを信じるかどうか。

私はまぁまぁ信じる方なんかなぁ。

基本は現実的な考え方をするタイプだと思うけれど「虫の知らせ」とか「なんかそんな気がする」というのは、経験的にも感覚的にも、実際にあるよなぁと思う。

先日、超能力、念力、テレパシーといった類の能力は、訓練すれば向上する、という説もあるらしい。

嫁 「超能力って訓練したら能力アップするって言うで」

私 「ほぉ」

嫁 「昔は人間の感覚ってもっと鋭くて、だんだん鈍化してきたって聞くし」

私 「そう言われると、都市化したりとかでそういうこともありそうやなぁ」

嫁 「訓練しよー」

私 「え〜、まぁ分かった、じゃあ、俺が数字を思い浮かべて念を送るから当ててみて」

嫁 「よっしゃ!」

私 「・・・」

嫁 「・・・」

私 「どや?」

嫁 「7!」

私 「残念、0や」

嫁 「あ〜」

私 「受信器側の問題もあるな、これは」

嫁 「う〜ん、0は出て来んかったな〜」

私 「ちょっとやらしい数字やったかもな(笑)」

嫁 「じゃあ、今度あたし!」

嫁 「・・・」

私 「・・・」

嫁 「・・・」

私 「5」

嫁 「え!!あたり!すっご!」

私 「な、受信器がええねや(笑)」

・・・

これを超能力によると考えるのか、まぐれと考えるのか、単なる確率論の話で済ませるのか…

とりあえずここは、超能力が訓練されたということにしておきます。

宝くじやらナンバーズやらに使えたらええねんけどな〜♪