お互いの体重の話をした数日後。
(過去の記事「体重」)
私 「『52』って数字を聞いて思い当たることある?」
嫁 「?」
私 「スポーツ選手の背番号やないで」
嫁 「トランプのカードの枚数?」
私 「え?そうなん?」
嫁 「13×4種類やん」
私 「うわ、ホンマや…!いや、けど違う」
嫁 「なに?分からん」
私 「あんたの体重やがな」
嫁 「あ、そっか!すっかり忘れてた!」
私 「ほんまにダイエットする気ある?」
嫁 「うふふふ」
あんまり気にしていないようだが、私より重くなくて良かったんじゃないかと聞いてみた。
私 「俺いま54くらいやったから、俺より軽いってことやし良かったやん」
嫁 「僅差やん…」
と、やや声のトーンが落ちた。
僅差。
タイムを競い合っているスポーツ選手、あるいは、競馬の鼻先、みたいな言い方である。
夫婦で体重2キロ差で嫁が軽い、という事実は一般的にはどうなんだろうか。
結構、嫁さんの方が重いということも少なくないのではないかと思ったりもするのだが。
やっぱり少しは気にしているのだろうか。
痩せてるのと太ってるの、女性は痩せるのを求めるかもしれないが、それは一緒にいる男性の好みによるだろうし、私は嫁に、痩せるように促す気もない。
そんな話をしていると、
嫁 「でも、これはあかんやろ…ってなってたら教えてや」
と。
そう言えば、嫁の体重がピークに近い頃の写真を見ると、確かに今より「ぱんぱん」「ハチきっている」という感じがした。
でもその時も、太ってるというふうには私は見ていなかった。
写真を見ながら、
私 「あははは、確かに今よりパンパンやな!」
嫁 「もう!だから言ってなって言うてるねん」
私 「でも、この写真の時期でも気づいてへんのやから、このくらいは何てことないんやろう」
嫁 「うーん…」
私 「それこそアニメかなんかのキャラクターくらいのインパクトにならんと、俺は気づかんのちゃうか」
嫁 「そんなん遅いやん…」
というか、ちょっとでも気にする感じがあるうちは、そんな事態にはならんだろうと思って聞き流している。