ほろ酔いで

自分以外の人間と居ること、夫婦で居ることのメリットは、自分だけでは気づかないことに気づける、ということだと思う。

私らは、友達の間では、仲のいい夫婦だと思われているかもしれないが、そうかもしれないし、そうでないかもしれないし、そんなことは、人が言うことであって、自分たちはあんまり気にしていない。

というよりは、そもそも暮らしているだけだ。

何とかせないかんときは、
何とかせないかんし、
どないでもなるときは、
どないかなるしかない、
ので、どないしようもない。

そういう発想はある。

でも、時には、どないかせにゃいかん!と力が入ることもある。

そういう時に、緩めてくれたり、反対意見を言われたり(言うてくれたり)、結論が出ないこともあってケンケンしたり、それが一緒にいることの本質であるようにも思う。

酔っ払って書くことは、たいがい、公にすると後で、あー消したい!と思うのだが、まぁ、この嫁ブログに関してはええだろ。

ここには結論はないのやが、

ただ、嫁には、今でも一緒に居てくれていることを感謝しますわ。

もし、これからもまだ一緒にいる時間があるのなら、また旅行へ行こう。

そして、ビュッフェでご飯を食べよう。

コースでもいいけど、ブュッフェはなんか楽しいじゃろ?

なんの話や・・・やっぱ酔うてるようやなぁ。

52

お互いの体重の話をした数日後。

(過去の記事「体重」)

私 「『52』って数字を聞いて思い当たることある?」

嫁 「?」

私 「スポーツ選手の背番号やないで」

嫁 「トランプのカードの枚数?」

私 「え?そうなん?」

嫁 「13×4種類やん」

私 「うわ、ホンマや…!いや、けど違う」

嫁 「なに?分からん」

私 「あんたの体重やがな」

嫁 「あ、そっか!すっかり忘れてた!」

私 「ほんまにダイエットする気ある?」

嫁 「うふふふ」

あんまり気にしていないようだが、私より重くなくて良かったんじゃないかと聞いてみた。

私 「俺いま54くらいやったから、俺より軽いってことやし良かったやん」

嫁 「僅差やん…」

と、やや声のトーンが落ちた。

僅差。

タイムを競い合っているスポーツ選手、あるいは、競馬の鼻先、みたいな言い方である。

夫婦で体重2キロ差で嫁が軽い、という事実は一般的にはどうなんだろうか。

結構、嫁さんの方が重いということも少なくないのではないかと思ったりもするのだが。

やっぱり少しは気にしているのだろうか。

痩せてるのと太ってるの、女性は痩せるのを求めるかもしれないが、それは一緒にいる男性の好みによるだろうし、私は嫁に、痩せるように促す気もない。

そんな話をしていると、

嫁 「でも、これはあかんやろ…ってなってたら教えてや」

と。

そう言えば、嫁の体重がピークに近い頃の写真を見ると、確かに今より「ぱんぱん」「ハチきっている」という感じがした。

でもその時も、太ってるというふうには私は見ていなかった。

写真を見ながら、

私 「あははは、確かに今よりパンパンやな!」

嫁 「もう!だから言ってなって言うてるねん」

私 「でも、この写真の時期でも気づいてへんのやから、このくらいは何てことないんやろう」

嫁 「うーん…」

私 「それこそアニメかなんかのキャラクターくらいのインパクトにならんと、俺は気づかんのちゃうか」

嫁 「そんなん遅いやん…」

というか、ちょっとでも気にする感じがあるうちは、そんな事態にはならんだろうと思って聞き流している。

体重は気になる?

ときどき嫁が、ふくらはぎやら、二の腕やら、お腹やらをつまんで、じぃっと眺めていたりすることがある。

私 「太ってきたか?」

嫁 「ふーむ、いつの間にこんなにお肉ついたんやろう…」

私 「そらチリツモで時間をかけて着々と蓄えられたんやろう」

嫁 「私に断りもなしに…」

かなり多くの女性にとって、ダイエットというのは、大きなウェイトを占めるテーマであるようだし、嫁も類にもれず、というところなのだろうか。

確か「◯◯ダイエットやってんねん♪」と言うことは何度かあった気がするが、

私 「あれどないしたん?」

と聞くと、

嫁 「あーそう言えばやってないわー」

という具合だ。

そもそも嫁が、がっつりとダイエットに専念している、というのは見たことがない。

嫁自身あまり気にしていないようにも思える。

私は、健康診断などでは、平均より痩せていると言われる体型で、嫁は、女性の平均と比べてどうなのか分からないが、太っちょではないものの、痩せてる方ではないだろう、と私は思っている。

身長差は15センチくらい私の方が高いだろうか。

ふとお互いの体重の話になったとき、

私 「俺の体重の最小最大は48〜58キロってとこやな」

嫁 「えー少ないわー」

私 「上は、体重を増やすために1日5食食べてプロテインも飲んでたんやがそこ止まり、下は無理やり減量したときの数字や」

嫁 「ひや〜私の体重の上下とほぼ同じやん…」

私 「俺いま54キロくらいやったわ、アンタは?」

嫁 「最近測ってない」

私 「いま体重計のってみいや」

嫁 「いやや、もう夜ご飯食べてるし、ビールも飲んでるから、朝測るわぁ」

とのこと、いくつだったらOKでNGなのか、基準があるのか知らないが、ちょっとしたボクサーの計量のようだ。

翌日には私はそんな話をしたことは忘れていたのだが、晩酌のとき、

嫁 「52やった…」

との報告があった。

察するに、本人にとってはいい数字ではなかったようだが。

というか、報告をするとは律儀な嫁である。

バフェットおじいさん

私の勤め先の会社で、確定拠出年金制度が導入されて、年金も自分で管理してね、ということになったのだと理解している。

いろんなところで、自己責任の時代だということはよく聞くが、国や会社などの組織に任せっきりにするんではなくて、自分で計画して管理しましょうと、本当にそういう世の中になってきているというのが身近に感じられる。

その確定拠出年金の運用方法を眺めていると、保険であったり、投資信託であったり、国内外の株式であったり、いろんなものがある。

私は怖がりなので、元本確保型としているが、運用というところも勉強しなくてはなぁということで、今年になってから株の勉強を始めた。

嫁もそういうことについては関心があって、外国為替などもちょくちょく見ているようだ。

何とか、国や組織にお願いすることなく、自分たちで自分たちの生活を支えていけるようになりたいな、と話をしている。

株について勉強している中で、株式投資で有名な人の名前も知るようになる。

いろんな人が、いろんな方法で儲けているようで、それ自体も面白いのだが、株式投資について見ていっていると、どこかで、ウォーレン・バフェットという人は知ることになると思う。

この人のやり方は、投資対象の会社を徹底的に調べて長期投資をする、というものだと理解している。

また、自分が分からないジャンルの会社には投資しない、ということでも有名だそうだ。

私 「ウォーレン・バフェットって、自分の知らない会社には投資せんらしいなぁ」

嫁 「そうなんやってね」

私 「ビル・ゲイツとも交友はあるそうなんやけど、IT関係のことは分からんから、マイクロソフトには投資したことがないとか」

嫁 「おじいちゃんやから、パソコンとかは分からへんもんなぁ、しょうがないよ」

私 「(笑)」

 ・ ・ ・ ・ ・

株式投資界の生きるレジェンド、株式投資の神様とも言われる、ウォーレン・バフェットおじいさんを気遣ってあげているようだ。

物理学者の名前

嫁と簿記の話をしていて、私が全然理解できていないことが、改めて証明された。 過去の記事「簿記3級に落ちる」

過去の記事「簿記3級」 いわゆる学業としては、我々夫婦は、平均よりちょっと上くらいで学生時代を送ってきたと思うのだが、やっぱり得意なものと、苦手なものはある。

それでも、いろいろ考えると、嫁の方が習ったことの理解度が高い気がするのだ。

ちゃんと理解しているというか、ちゃんと腹におさまっている、という感じがする。 簿記の話で私は散々だったので、嫁が知らないであろう、物理まわりで問題を出してみることにした。

私 「マクスウェルとかって聞いたことある?」

嫁 「知らん」

私 「電磁気学の人やねんけど。こういうのが出てくる前の物理ってことやな」

嫁 「電磁気ってアレちゃうん、指3本立てて方向があるやつ!」

私 「お、それ知ってるんや、じゃぁそれを考えだした人の名前は?」

嫁 「えー!何やったかな~・・・」

私 「ヒント出そか?」

嫁 「アカン、全っ然出てけぇへん」

私 「王子動物園」

嫁 「パンダ!」

私 「いや、王子動物園っていうたらパンダは推しかもしれんけどやな、王子動物園の問題じゃないから・・・」

嫁 「コアラ!」

私 「それもおるけどもやな・・・」

嫁 「え~じゃあ何よ」

私 「実はあそこの動物園、国内で初めて、ある鳥の人工ふ化に成功したらしいねん」

嫁 「あ!フラミンゴ!・・・あ!フレミング!」

私 「あたり!」

嫁 「よっしゃあ~」

私 「フレミングの左手の法則、右手もあったよな。電流と磁場と力の関係のやっちゃな」

嫁 「当たった!当たった!」

 ・  ・ ・

パンダの左手の法則、コアラの右手の法則、というのは無いと思うし、クイズの趣旨が忘れ去られているのではあるが、王子動物園という言葉に反応する素早さはなかなかのもの。

記憶を呼び戻すクイズに集中する嫁であった。