海辺の家 2022.06

嫁「おはよ」

私「おはようさん」

嫁「なんか海にいる夢見たわぁ」

私「海か、ええなぁ」

嫁「なんか、家買ったんか借りたんか分からんけど住む感じで」

私「お〜ええがな」

嫁「砂浜に車停めててさ」

私「うちの車で浜辺は危険やで、砂から抜けれんようになりそう」

嫁「駐車場、借りなあかんなぁと思ってて」

私「ま、要るわなぁ」

嫁「ヨシがどっか行っててんけど、潮が満ちてきたらあかんってっなって」

私「ほぉ」

嫁「私が車、よいっしょ、よいしょって、海からちょっと離れたところに運んでん」

私「なんや、めちゃんこ力持ちやん」

嫁「目が覚めたとき『ん?車って持ち運べたっけ…?』って、しばらく考えてん」

私「考えんでも気づくんちゃう?」

嫁「寝ぼけてたから分からへんかってん…」

私「夢の中でも気づきそうなもんやけどなぁ」

嫁「うん…分からへんかってん…」

百人一首 2022.06

いま、歴史やら天皇やらにまつわる記事、漫画のアップが多いが、嫁が歴史の勉強にハマっているのは「ちはやふる」がキッカケだと言っていたと思う。

もともと漫画が好きで、いろんなジャンルの漫画読んでいることは知っていたが「ちはやふる」に関しては、一緒に、映画版も見たのだった。

さすがに、漫画の実写版によくありがちなイメージの違いとか、取り上げるエピソードとか、いろいろと思うところはあったようだが、映画の場合は、尺の問題があることを理解した上で、まぁ仕方がなかろうと、思っていたようだ。

ところで「ちはやふる」には百人一首が出てくるわけで、詠んだ人物やその時代背景など、百人一首始まりで、歴史の勉強の道へと突入したようである。

人間、どこでどうなって、何にハマるかなんて分からんもんですな。

いま、日本史全般を勉強しているみたいだが、ちょっと前から、百人一首を暗記している。

1日1句を覚えて、50句を過ぎたところから、1日2句にしているようだ。

50句まで暗記したところで、ランダムに、歌の番号とか、読んだ人とかを言うと、ほぼどこ歌も答えられていたのだから、ほんまに暗記している。

1日2句になってから

嫁「きっついわ…」

と言っていたので、暗記は、なかなかきつくなってきているようではある。

ただ、それにしても、ガチで覚えているのは大したもんで、しかも、それらの歌をちゃんと味わっている。

「この歌好き」と言ってみたり、私が意味が分からない歌については、風景とか、詠人の恋心なんかを説明してくれたりする。

学生時代、記憶する教科が好きになれなかった記憶があるが、嫁のような教え方してくれる先生なら、興味を持って暗記も頑張れるのだったかもしれない?

ま、ガッコのセンセは、カリキュラムがあるから、詰め込まざるを得ないんだろうけどね。

百人一首にしろ、歴史全般の勉強にしろ、嫁に、そしてついでに私に、どんな景色を見せてくれるのか。

歌を味わうのは好きなようたが、競技カルタは無理だと言っていた。

確かに、取り合いのようなことは嫁は好きじゃなさそうだな…。