結婚式のとき、いわゆる「誓いの言葉」みたいなものを言った人、少なくないと思う。
和式、洋式、仏前式、神前式、人前式・・・などなど、今後もっといろんな種類が出てくるように思うけど、要するに、何か?誰か?に対して「私たち結婚しますよ」と宣言するわけだ。
ぶっちゃけ、そんな式なんかせんでも一緒に暮らし始めればええがな、というふうにも思うものの、1つのケジメというようなものでもあるだろうし、たくさんの人がいる社会で暮らすのには、結婚という儀式?契約?をやっておかないと、何かと面倒なことも多いんだろうと思う。
とにかく、だいたいはお互いが望んで結婚することがほとんどなんじゃないか。
結婚、して良かったと思う人も、しなかったら良かったと思う人も、そして、取りやめる人もいるわけで、とりあえず始めは好き合って一緒になる場合が多いとしても、結果がいろいろあるのは、何だか興味深いことだ。
そうそう、誓いの言葉。
そんなもの、時間が経ったら気持ちかわりますから!というのも一理ある。
だったら、はじめから言わなかったらいいのに…とも言えるし、その時はそう思ってたんだもん!でも今は違う!というのも現実的にあるんだろう。
そんなことはそれぞれに任せておくしかない、って感じがする。
ところで、私らの場合は、確か人前式(だったはず?)の形で、親兄弟と近くに住んでいた親戚で式を挙げ、2次会は友達を招待して店を借り切ってやり、3次会は普通の居酒屋、白木屋だったか…でダラダラ飲んだ記憶がある。
いやいやそれで、誓いの言葉の話で、私らのそれの中に「感謝の気持ちを忘れず」というのがあったはず。
いちおう嫁に聞いたら、やっぱりそうだったようだ。
ふーむ、と考えて、そうだよな、それがちょっとでもあったら、どうあれ最悪にはならん気がするんだよな。
どんな些細なことでも、なにか感謝できることを見つけることができると、それを考えなかったときより、ちょっとだけ寄り添えるんではないか。
結婚式のときにどういう「誓いの言葉」を言っていたか、思い出してみる、夫婦で話してみるっていうのも、少々こそばゆいかもしれないけれど、たまにはいいことかもしれないな、と思います。

