共通項

私はいま…

と、今井美樹の歌ではないが。

通勤電車で、立て続けに宇宙論の読み物を読んでいる。

大学が物理の学科だったこともあって、電子とか光子とかいう単語には、それほど抵抗はない。

ただ、そんなに一生懸命に勉強したというわけではなく、部活動に専念してた感じなんで、物理にあかるいかというと、並の並?いや、並の下?いやいや、下の…、といった具合で自信はない。

ただ、言葉に抵抗がないというのは、けっこう大事な気がしてて、読んでる本の内容は理解できんにしても、なかなか面白いなぁという感じで読み進めている。

もうかれこれ、5冊目くらいになるか。

興味あることを知っていくというのは面白い。

これは、嫁も同じ感じで、嫁はいま歴史。

日本も世界も、いろいろ調べているようだ。

ところで、私が宇宙の話を読み始めたきっかけは、前にも書いたが、嫁が読んでいた「チ!」という漫画だ。

元…雨上がり決死隊の番組「アメトーク!」の漫画好きの芸人さんの回で取り上げられたらしい。

私はそれを見ていないが、嫁から「これ面白いで」ということで読んでみると、確かになかなか面白い。

先日は新刊が出て、ショッピングモールで、嫁がカバンをごそごそしてるなぁと思ってみると、ちらりと「チ!」の新刊を見せてきた。

「お!出てたんや」ということで、その日のうちに2人とも読んだ。

命がけの物語なんでシビアなのが好きでない人はダメかもしれないが、描写のきついところを抜きにしても、人間ドラマとして内容的に骨太な作品だと思う。

いろいろ、漫画やら本やら映画やら、共有する作品があるが、嫁と私にも共通項はあるんだよなぁと思う。

作品の何に反応するか、とか。

だいたい嫁が面白いと言うものは、少なくともどこかには面白いと思うところがある。

逆に、面白くないというときは、一致することが多い。

価値観に近いところがあるということたろうか。

当然、違う人間なんで、意見が別れることもあるし、行き違いもあるんやが、人間的には、どこかに共通項があって、それによって、かろうじて?繋がってるんかもしれんなぁとか。

人間てものは、彼女彼氏でも、夫婦でも、友達同士でも、付き合ってるのは、かろうじてなのかもしれんよねなんて。

良くも悪くも?我々夫婦はお互いにマイペースだと思うが、まぁ、似てるとこもあって、違うとこもあって、なんやかんやとやってるわけですかね。

なんの話だ…