「嫁の漫画」

ある作品というか、創作されたものを見てどう感じるか、どう解釈するかは人それぞれでいいと思う。

音楽、絵画、映画、小説、陶芸、生花…、いろんな作品の形はあるけど、大なり小なり、作者の中の何かが表出されたものと言えるのかなぁと思う。

創作者が何らかの意図で創ったものが、全然違う解釈で受け取られるってことは珍しいことじゃない。

芸術作品とか言われるものは、いろんな解説や説明があったりするけど、それだって、それを解説してる人の感じ方であって、正しいとか間違ってるとかいうのはないはずだ。

それでもそういうのを見て「そうそう!共感!」となることもあるだろうし「なるほど、そんな見方もあるんやな」とか「は〜そう見ますか〜」とかいう風に見ると、それはそれでまた面白いもんだと思う。

ところで先日から、このプログに「嫁の漫画」というカテゴリーを新設した。

これまでは、私が嫁とのやり取りを書いた「嫁で雑記」「嫁で漫画」の2つだったが、『嫁「の」漫画』を追加して3つになった。

3つ目の更新頻度は未知だが、嫁が書いて、教えてくれた時にはアップしようと思う。

1作目は「ドライヤー君

ドライヤー君は、たまには髪以外も乾かしてみたいと考え、加湿器だろう、そこから出ている蒸気を乾かそうとしてみた。

が、実験結果では、蒸気は乾かない、というひとつの結論を導き出した、という物語だ。

そして、その結果が、良かったのか悪かったのか、望ましかったのかそうではなかったのか、といったことは、ドライヤー君の表情からは分からず、ただただ、そういう結論を出した、という結末である。

人間の子供が、無目的的に、何かを試しているような、そんな印象を受けるのである。

2作目は「座イス君

角度を変える部分がパキパキいうことは、本人が自覚しており、それをカバンか何かに話ししている。

自分がパキパキなることだけで完結している。

カバン君?は、パキパキいう、としか話さない座イス君に対しても、ちゃんと返事をしてあげていて、人が良さそうである。

双方の意思疎通ができているのかどうか定かではないが、険悪なムードは全く感じられない。

カバン君?に言うだけでは飽き足らず、最後は、独り言ともとれるような感じで、自分がパキパキいうことを改めて言っている。

座イス君は、良く喋る、いつも明るい性格なんだろうなと感じる。

そういえば、こういう人間のおっちゃんっておるよなぁと思う。

どういうんだろう、意味があるようなないような、シュールと言えるような言えないような…そんな感じがする作風でしょうか。

と、記念すべき「嫁の漫画」2作について、解説ではないが、感想を書いてみたのであった。

忘れないで

リンドバーグの曲に「忘れないで」という曲がある。

その曲、高校生の時に、それこそ、嫁と授業抜けだし、非常階段のところで聞いたことがあったんやった。

しかも、チューしたのを覚えてる。

俺が盛り上がってもうて、チューが長過ぎた感じがあって、そやそや!と思ったところに、先生が来て、なにやっとんや!的な。

それでも、とくにお互い、そんなオトガメもかなく、卒業したか。

いま、その曲聴いたけど、若さはあるけど、底の基本はその時の感じは変わってないよなぁ。

だから、お互い成長せんのだ(^^)

あんたは俺にとって大事な人やで

と、そんなことを書いてみたが、翌日はケンカしてるかもしれなんしな。

曲の中での2人は別々の道を歩んでるみたいで、あと、ちょっと画像のアレンジが可愛すぎるのが、実際の私らとは違うけども・・・

まぁ、高校時代の青春というところか。