
顔が真っ赤

嫁とのやりとりなどを旦那が書いているブログです。

そのまんまがいい、ということがあるんだろうなぁと思う。
前のページで、嫁から、本来の私はもっと軽やかなはず、というようなことを言われて、ハッとしたということを書いていたが、そう私が思ったことを嫁に話した。
私 「本来の俺がもっと軽やかって言うの、ちょっと、そうかもなぁと思うたわ」
嫁 「うん」
私 「なんやろなぁ」
嫁 「なんか前に海行ったとき、鼻水垂らしてはしゃいでたことあったやん」
私 「ははは、それ?」
以前、海に行ったとき、私はそこそこ髪の毛が伸びていて、海に潜って海面に上がるときに顔を傾けて飛び出すと、七三のぺっちゃんこの妙な髪型になって、それを嫁に見せて、笑いを取ろうとしたことがあった。
そのときに、鼻水を垂らしていたようだ。
嫁 「浜辺に女の子らおるし、気持ち悪い人がおるって思われるで、と思って(笑)」
私 「俺をモテさせたいんかいな(笑)それか、気持ち悪い男連れてるって思われるのも困るか」
嫁 「ははは」
鼻水垂らしてはしゃいでる大人が軽やかなのかどうかは疑わしいが、機嫌悪そうな、窮屈そうな私よりは、楽しそうにしている私の方が、好ましく映るというのは、そうやろうと思う。
それにしたって、もうちょっとマシな軽やかさの例がなかったのかと思うが…。
話をしていて、ときどき、ハッとさせられるようなことを嫁が言うことがある。
夫婦間に限らずとも、人から何か言われて、そういうふうに感じた経験がある人、わりとおられるんじゃないかと思うんだけど。
「男は頭で考える、女は子宮で考える」なんていうフレーズもあるし、男は理屈で女は感情で、という一般論的なことが、多少はあるかもしれない。
それに沿うと、女である嫁の意見が、男である私に、気づきというか、新しい?改めての?発想を与える、ということもあるのかもしれない。
とか言いつつ、場合によっては、嫁の方が理路整然としていることもよくあり、話していて「ありゃ、俺の方が理屈通っとらんな…」と思うこともあるので、一般論はやっぱり一般論止まりだと思う。
そう、先日の話。
ちょっと、人生の話というか、どうやって生きていくんだ、どんな人生を歩んでいくんだ、みたいなテーマになったとき、
「ヨシは本来もっと軽やかな人やと思うんやけどなぁ、何が硬くさせてるんやろうなぁ…」
というような趣旨のことを言った。
なんとなく「あぁ今の俺そうなんかな…」と素直に思った。
嫁は、感覚的にパッと言うことが、どう言うんやろ、私の心に「すとん…」と入ってくることがある。
他にも思い当たるセリフがあるんやが、いちばん最近のやつがこれだった。
夫婦生活を、よりお互いにとって良くしようと思ったら、そういうやりとり、お互いの言っていることを聞こうとする姿勢は、ある程度、大切なことなんじゃないかと思った。
お互い、相手の言いなりになるのはあんまり好ましくない気がするけど、
ハッ…
とか
すとん…
という感じで、自分の中に入ってきたことは、ちょっと自分で考えてみる時間をとってもいいところなのかなぁと。
夫婦でお互いを呼ぶときの呼称というのがあると思う。
我々もそうだけど、皆さん、いつも意識しているわけではないと思うし、そういや、何て呼んでるっけ?と思い出さないといけないくらい、無意識かもしれない。
私らの場合は、だいたい名前かと思う。
仮名にしておこうと思うので、私を「ヨシオ」、嫁を「タマコ」とすると、私は嫁のことを「タマコ」と呼び、嫁は私のことを「ヨシ」と呼ぶ感じだ。
なんでこんな事を書くかというと、以前、我々の会話を書いていたときに、嫁が私に喋りかけるとき「あなた」と書いていたのだが、どうにも違和感があって、嫁っぽくない感じがするからだ。
完全に個人的な違和感なので、もしこのブログを読んでいる人が聞いても、どっちでもいいのかもしれないが、私としては、ニュアンスが全く違ってくるもんで…。
そういうことで、以後、私が嫁のことを話すときは「タマコ」、嫁が私のことを話すときは「ヨシ」と書くことにしたいと思ったのです。
はぁ、そうでっか〜
このブログを書き始めて気がつけば8ヶ月ほど経っている。
嫁には、ここのアドレスを言ったかどうかはっきり覚えてないが、たぶん見てないんだろうと思う。
私の方から「読んでみて」「見てみて」みたいに、下書きとか、たまぁに、ある記事を見せることもあるが、そのときに「あははは」とか「そんなこと言ったっけ?」などと言うのを見ても、読者ではなさそうに思う。
まぁ、私が好きにやってることなんで、見てようとなかろうと、とくに私的に変わらないんやけど。
そもそも、なんで続けてるの?と聞かれると「よう分からん」というところでもある。
どうも面白いもので、このブログ、義務でもないし、書きたくてたまらん!というわけでもなく、かと言って、暇つぶしというほどどうでもいいわけじゃないような、そんな、なにやら不思議な感じで続けている。
初めの頃は、とりあえず3ヶ月くらいは毎日書いてみようと思い、しばらくしたら気が向いたときに、ということで今に至る。
なんやろね。
いやぁなんやろね。