嫁ブログをやり始めて気がつくとひと月以上が経過している。
松山千春さんの歌じゃないが「振り返るにはまだ若い」かもしれないが、世の旦那さん方にも、オススメできるところがあるんじゃないかと思ったりする。
いや、自分のプログをオススメするわけではなくて、世の旦那さんも、ブログでもノートでもいいので、嫁なり子供なり親なり兄弟姉妹なりのことを書いてみる、ということって結構有益なんじゃないかと。
より近しい人を対象にするのがいいように思う。
自分が相手をどう見ているか、相手に対してどう感じているかを、客観的に見てみるキッカケになるんではないかと思うのである。
私の場合は、常に身近にいる存在が嫁なので「嫁ブログ」にしたのだが、そういう存在にまつわる事を、なんらかの形でアウトプットする作業をすることで、普段は気づいていないことに気づける感じがする。
そのためには、あまり盛り上げ過ぎたり、大げさにし過ぎたり、それこそウソを書いていたら意味がない。
ブログとなると匿名とはいえ公開しているわけで、人様に見せる形なのだから、全くそれを意識しないわけではない。
できれば読んだ人がほんの少しでも面白かったらええなぁという意識は、ちょろっとは入っているかもしれない。
その割には、これの何がおもろいねん…という内容ではあると思うが…。
それでも、嘘だけは書かないように、というルールにしてこうやって書いていると、後から読み返したときに「あぁそんなことあったなぁ」とか「へ〜そう思っていたんだなぁ」という感じで読む。
あと、今のところ文句などを書くつもりはない。
出来れば、相手に対する不満のようなことは、対峙して言えた方がいいと思うからだ。
それに、文句は文句を呼ぶ気もするので、もし文句を書くときは、全体の記事の、消費税率未満くらいを目安にするのがいいかな、とか。
相手に対する文句なし、という状態は、長いスパンで考えるとなかなか難しいことかもしれない。
でも、ぶつかるところはぶつかりながらやって行くということこそ、せっかく夫婦で暮らしている意味がある感じもする。
最近読んだ、樹木希林さんの「一切なりゆき」にあるような、夫婦のマジぶつかりはなかなかできん…というかそこまでの強烈さは、性格的にも我々にはなさそうだけど。
こんなブログでも、いろいろと自分なりに、相手との関係について思いを巡らせるキッカケを持つことは、新しい気づきを得られたりして、思いのほかメリットのあることじゃないかと。
そんなことを思った日。