喉を湿らせる

最近、私が勤務先から遅めの時間に帰ったとき、テーブルの上に、冷凍しておいた砂糖漬けレモンひと切れと氷が入ったコップ、レモンサワーの素、がテーブルに置かれている。

すでに飲んどるな・・・

アテになるような食べ物は見当たらないので、なんも食わんと飲んでいるようである。

私 「旦那様が帰ってくる前に飲んどるとは何事か(笑)」

嫁 「飲んでるんじゃなくて喉を湿らせてるくらいやから」

私 「何杯かで湿らせてるん?」

嫁 「ははは、1杯…くらい」

私 「2杯は飲んどるな…初めからサワーなんや」

嫁 「最近それが流行ってまんねん」

私 「昨日も飲んでたよな」

嫁 「『昨日のことは〜わからない〜♩』(ギブス/椎名林檎)」

私 「歌でごまかしとるで、こりゃ」

嫁 「『明日』を『昨日』に替えて歌ったんやで?分かってる?」

私 「はぁさようでっか」

嫁 「先飲んでるのイヤ?」

私 「いやいや、かまへんよ(笑)」

・ ・ ・

喉を湿らせてるくらいと言うてみたり、何杯飲んだか曖昧に言うてみたり、歌でごまかしてみたり。

私も思い当たるのだが、酒好きはどうして、少し飲んだだけ、とか、そんなに飲んでない…などと、ちょっと言い訳っぽい表現をしてしまうのか。

酒飲み心理?とでも言おうか。

面白いもんだ。

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