面白い顔で「ふふふ」

よく行っているショッピングモールには、野外だが屋根があって、椅子が並べられているテラスのようなところがあり、解放されている。

そこは我々夫婦のお気に入りで、そのショッピングモールに行った時にはほぼ毎回そこのソファかイスに腰掛けて、休憩したり本を読んだり話をしたりする。

以前に書いた、月次報告会みたいなものも、そこでやることも多い。

そうは言っても野外なので、冬場には寒くてたまらんし、夏場は暑くて居れたもんじゃない。

なので、そこは春と秋の限られた時期だけという感じだ。

特に買い物する用事もなくても「あそこ行こか」という具合に出かけるときもある。

私らは結構何もしなくてもボーッとしていられる方だが、そもそもそういう時間というのはめちゃくちゃ贅沢なものなんだなと。

海辺なんかだと波の音を1日中聞いてるだけってことも平気だと思うのだが、なかなかそこまで贅沢に時間を使えるほど余裕はないかな…。

それでもそこのテラスはいい頃合いで贅沢時間を満喫できて好きだ。

それぞれ読みたい本を持って出かけ、しばらく自分の世界に入っていて、ふと嫁の方を見ると、嫁もこちらを見ていた。

しばらく見合ったあと「ふふふ」と嫁が笑い、私もつられて笑い、2人して「ふふふ」。

私 「なんやこれ?」

嫁 「なんか面白い顔してるな〜と思って」

私 「あんたもや」

と、お互いに面白い顔をしているということで笑ったようだ。

人間だいたい毎日同じ顔をしているはずだが、面白い顔だと思って?笑い合える時間が持てるというのは、いいもんじゃないかと思うのだ。

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