空想 離婚調停

以前、嫁が読んでた漫画で「うちの妻ってどうでしょう?」という福満しげゆきさんの作品のことを書いたことがあったと思う。

私は結構好きな漫画なのだが、主人公=作者の自虐的な表現もあって笑えるところがあり、その中で「こんなことしてたら離婚されてしまう…!」というのがある。

私もごくたまに嫁との会話の中で使わせてもらっており、嫁も多少なりとも笑ってくれる。

だが、離婚ということをよく考えてみたとき、すんなり行く(というのもなんだか寂しい気もするけど)場合もあるにはあるだろうけれど、大概は何かモメることが出てくるもんだろうと思う。

離婚でモメるとなると、裁判というのが連想される。

それ考えると、嫁は私と離婚したくても出来ないだろうと思うのだ。

場所は裁判所。

嫁 「私がいろいろやってるのに、いつもふざけて、もう嫌なんですよ! もううんざりなんです!」

裁判官 「どうですか?」

私 「いえ、いつも落ち着いて話そうと言っているのですが、こうやって大声でまくし立てるんで、冷静に話し合いができないんです」

裁判官 「どうですか?」

嫁 「いや!違うやん!今はそうやってちゃんとしてる風にしてるだけやん!外ではすましててウチではダラダラしてふざけてるやんか!」

私 (耳に手をあてて困った顔をする)

裁判官 「どうですか?」

私 「あ、すみません。彼女はこうやっていつも癇癪を起こしたようになって、でも、可哀想だと思うんです。私の度量がないのかもしれませんが、努力していこうと思うんです、それに…」

嫁 「違うやんか!私がまじめに話ししても聞かへんやん!」

裁判官 「静かに。少し旦那さんのお話を聞いてあげてはいかがですか?」

嫁 「…!」

私 「いえ、嫁に話させてあげてください」

嫁 「だからさっきから言ってるでしょ!いつも茶化して、なんの話してるか分からんようにするやんか!全然違う!」

私 「皆さんの前であんまり大声あげない方がいいよ、ウチに帰って1度ゆっくり話さないか?」

裁判官 「そうされた方がいいのかもしれませんね」

・・・

という展開を想定しているのである。

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