私たちのPayPay

PayPay。

もうかなりの人が使っているのではないでしょうか。

私の勤め先の60代の先輩も、一緒に行った出張先の道中、サービスエリアでの買い物で「PayPay使こてますねん」と、スマホを取り出し支払いをしていた。

当の私は全くやり方が分からないし、未だにどちらかという、現金払いが好きな方だ。

財布に現金が入ってないと買えない、というのが、自分への戒めというか、節約に繋がっていると考えているところもある。

クレジットカードは一応持っているが、自分の買い物には使わない。

PiTaPaでも買い物はできるが、基本的に使わない。

そんな私だから、PayPayは使っていない。

そんなところへ嫁が言い出した。

嫁 「PayPayの残高、いま、1万8千円くらいあんねん♪」

私 「おーすごいな」

嫁 「今度ビールにでも使おー」

私 「そりゃええなー」

ということになり、リカーショップに出かけた。

PayPayというのは、いわゆるポイントみたいなものだと私は思っているのだが、それで買い物が出来るとなると、何だか得した気分になる。

そのせいか、おつまみなんかも、お互いにいつもより多めに買い物かごに入っていく。

好きなあたりめも2種類で、これは日本酒や焼酎のとき用、ちょっと贅沢と思っているビーフジャーキーは、ハイボールのとき用・・・などと考えつつ。

嫁 「好きなおつまみ入れやー」

私 「じゃあ、コレもいっとこかなぁ」

嫁 「あ、あなたの好きなHOTEIの缶詰、つぼ焼きとつぶ貝どっちにする〜?」

私 「おーええな、どっちかなぁ」

嫁 「どっちも行っとくか〜」

嫁も最後に、ミックスナッツを入れ、私は、普段はあまり発想にない、野菜ジュースまで買った。

ビール4ケースほどと、おつまみなどがたくさん載った台車をレジへ。

店員さん 「17762円になります」

私 「お、1万8千円きっかりくらいやんか!すごいな(笑)」

嫁 「PayPayでお願いします」

・・・

店員さん 「決済ができないようですが…」

嫁 「あれ?なんでだろ…」

店員さん 「残高が足りないようですね」

・・・

私 「まぁええか、今日はとりあえずカードで払っとこうか」

ということで、どういうわけか、いつも通りのまとめ買いのときと同じ手順になった。

よくよく確認してみると、PayPay残高

買い物の合計

その差額、112円。

私は、

つぼ焼きかつぶ貝、どっちかにしとけば良かった…!

いつも買わない野菜ジュース、入れなきゃ良かった…!

など。

嫁は、

最後に入れたミックスナッツは、まぁ入れとこか〜と思った程度やったのにぃ…!

鯖缶も家に帰ったら1個あったし…!

と、112円くらいを詰められるところは、たくさんあったのだ。

思い起こせば、リカーショップに行く前に、PayPayで、ブレスケアも買っていたことを思い出した…!

普段は我々夫婦共々、わりと節約を頑張ろうとしているのだが、お得感の気の緩み、期限が切れるから…という大義名分、人間というのは、やっぱり愚かな?アホな?生き物なのかもしれない。

PayPay残高
「カード払い」レシート

図書カードみたいに、不足分を現金で払うようにはなってないのかなぁ。

嫁 「それが出来るもんやと思ってて呑気にしてたら、あかんかったみたい…」

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