嫁との行き違い

うちの夫婦の行き違いは、雰囲気的にはこんな感じやな~とついつい笑ってしまう・・・

嫁は今のところ家を出て行ってはいないが、堤真一さんの「あっつい(微笑)」のやつが、なんかオモロイのです。

「帰ってきてくれないかな」

なかなか難しそうなのも面白いんやが、これは若干笑ってはいけないような感じもする私です。

すべて、明日は我が身かもしれないのですから。

喉を湿らせる

最近、私が勤務先から遅めの時間に帰ったとき、テーブルの上に、冷凍しておいた砂糖漬けレモンひと切れと氷が入ったコップ、レモンサワーの素、がテーブルに置かれている。

すでに飲んどるな・・・

アテになるような食べ物は見当たらないので、なんも食わんと飲んでいるようである。

私 「旦那様が帰ってくる前に飲んどるとは何事か(笑)」

嫁 「飲んでるんじゃなくて喉を湿らせてるくらいやから」

私 「何杯かで湿らせてるん?」

嫁 「ははは、1杯…くらい」

私 「2杯は飲んどるな…初めからサワーなんや」

嫁 「最近それが流行ってまんねん」

私 「昨日も飲んでたよな」

嫁 「『昨日のことは〜わからない〜♩』(ギブス/椎名林檎)」

私 「歌でごまかしとるで、こりゃ」

嫁 「『明日』を『昨日』に替えて歌ったんやで?分かってる?」

私 「はぁさようでっか」

嫁 「先飲んでるのイヤ?」

私 「いやいや、かまへんよ(笑)」

・ ・ ・

喉を湿らせてるくらいと言うてみたり、何杯飲んだか曖昧に言うてみたり、歌でごまかしてみたり。

私も思い当たるのだが、酒好きはどうして、少し飲んだだけ、とか、そんなに飲んでない…などと、ちょっと言い訳っぽい表現をしてしまうのか。

酒飲み心理?とでも言おうか。

面白いもんだ。

頭文字D

私はちゃんと読んだことがないのだが、「頭文字D」という漫画がある。

走り屋さんの物語。

タイトルは知っていて、走り屋の話だということも知っていたのは、たぶん友達の中に車の好きなやつがいて愛読していたのもあるだろうし、かなり人気を博した漫画だったようなので、自然と耳に入っていたのだと思う。

私自身はあんまり車にこだわりがなく、動きゃぁいいという発想で、自家用車は持っているが、これは、少々擦りキズあり、走行距離8万キロの中古車を、本体価格27万円で買って、今年で8年くらいは使っていることになるかと思う。

嫁も同じく、車種など私以上に知らない。

私 「今乗ってるキューブってどこの車か知ってる?」

嫁 「ニッサン」

私 「おー知ってるやんか。じゃあ、エスティマは?」

嫁 「カローラ?」

私 「それ車の名前や」

嫁 「ソニー?」

私 「それ家電や」

という具合だ。

そういえば、義理の兄さんは、車、バイクともに好きで「この擦ってるところそのままにしといたら良くないで」と心配してくれるものの、そのまんま。

運転中に雨が降ってきたりすると、洗えていいわ~と思う。

里帰りで親戚が集まるときには、気づくと義兄が、私の車を洗ってくれていたりしたこともあった。

不潔にしてるつもりはないのだが、車好きの人からすると、ちょっとした汚れが気になってしょうがないのかもしれない。

お手数かけます・・・

そんな私なので「頭文字D」といった漫画を、自分で買って読むということはなかったのだが、ひょんなことで、嫁がちょっと読んだらしく、主人公が豆腐屋の息子だという、新しい知識と合わせて、そんな漫画あったなぁと思い出したのだった。

読みだすと、続きが読みたくなるもので、足りない巻を古本やさんへ探しに行ったときのこと、

嫁 「『かしらもじD』あったー!」

と言った。

私 「大喜利みたいやな」

嫁 「?」

私 「?」

嫁 「『かしらもじD』あったわ」

私 「!」

嫁 「かしらもじ・・・」

私 「『イニシャルD』な」

嫁 「えー!!知らんかった!『かしらもじ』って思ってた!」

私 「ほれ、ちゃんとフリガナふってあるやん(笑)」

嫁 「ほんまや~!ずっと『かしらもじ』って思ってた!」

ボケていたのではなく、知らなかったのだ。