
天皇のノート 2022.05

嫁とのやりとりなどを旦那が書いているブログです。


嫁が天皇づいている。
あくまでも、左右とかイデオロギーとかそういう話ではないので、先に断っておきますが…
嫁が歴史の勉強をしていることは以前から書いているが、奈良時代のことを調べているうちに、歴代の天皇のことに関心が向いたようだ。
その一環で、わが家で「シネマ居酒屋」という不定期イベントが開催され、「大仏開眼」というNHKドラマをDVDで見たことを書いた。
そこに、行基という僧侶が出てきた。
知っている人は知っているのだろうけど、私は初めて知ったお坊さんで、ドラマの登場人物の中では、私的に好感を持った人物の1人だった。
ということで、行基について書かれた本で読んでみようという気になった。
嫁も新たに探している本があるらしく、「行こ行こ!」という事で、大型書店に出向いた。
目をつけていた行基の本は、パラパラと目を通したところ、ある程度、その時代背景を知っている人向けの感じがして、今の私には難しそうで、いったん見送りにした。
代わりに、前からメモしていた、河合隼雄さんの本を購入。
そして、嫁はというと、探している本が見つからないとのことで、私も一緒になって探して見たが見つからない。
在庫検索の端末で調べて、その本棚のところを探したんやが、やっぱりない。
しょうがないということで、向かいの棚にある本を買うことにしたようだ。
レジに向かう途中、
嫁「あれ?この本、探してたやつやわ!」
ということで、どうも在庫リストに書かれていた場所と、実際に置かれていた棚が違ってたみたい。
お店への文句じゃなくて、違うところにあった本を見つけた嫁の嗅覚?の鋭さと、手にとったときに気づいていないという鈍さ?に、感心しながらレジを済ませたのだった。
嫁が買ったのは、天皇126代のデータがまとめられている書物だそうだ。
なかなか気に入っているようで、本を見ながらニヤついていた。
嫁の場合、歴史オタクというのとちょっとジャンルが違うふうには見えるが、なかなかの入れ込み様なのではないかと思う。
あんまり長く同じことを続けるタイプではないと自分で言っているが、結構前から歴史の話は続いていそうだ。
そういえば「ちはやふる」の百人一首が入口だったろうか。
関心のあることを調べつつ、それらの点がいろんなところで繋がってくると、さらに面白くなっていく、ということは往々にしてあるように思う。
すでに私からすると、ある時代については、タマコ博士と呼ばせて頂いてもいいくらいかもしれない。
近々でフォーカスされているのは、引き続きの「百人一首」と「歴代の天皇」ということのようだ。
人の興味というのも面白いものですな。

そういえば最近は、コロナのこともあったし、映画館はご無沙汰しているかなと思うが、コロナ云々は関係なく、昔から、DVDを借りては晩酌しつつ鑑賞することはちょくちょくある。
晩酌しながらということで、いつしかこのイベントは「シネマ居酒屋」と呼ぶようになっている。
嫁「近々、シネマ居酒屋あるらしいで」
私「お、そうなんや」
嫁「うん!」
私「何の映画?」
嫁「大仏の話」
私「ほぉ、大仏」
「大仏開眼」という、2枚組の作品を借りたそうだ。
キャストは、吉岡秀隆、石原さとみ、高橋克典、市川猿之助(当時は市川亀治郎)、國村隼、等々のNHKドラマ。
ちょっと前から書いてきているが、嫁はいま、歴史の勉強をしているようで、奈良時代の大仏の話が目に留まったようだ。
2枚組ということで、2夜連続の上映となった。
結構面白くて、結局は、社会の状況というか、制度など、今とは違うところも少なくないわけだが、人というのは、根本的には変わっていないのかなぁなんて思える場面が多々あった気がした。
どんな作品でも、我々夫婦としては、ある種の人間ドラマがベースにあるものの方が、ストーリーに入っていけるかどうかの基準としてある気がする。
DVDで見てるので、途中で喋りながら見た。
嫁「あ!後の吉備真備や!」
私「誰それ?」
嫁「あ〜この人は叔父さんにあたる人ね、病気でかかってしまうんよねぇ」
私「敵がいなければ戦の必要がないってか…」
嫁「あ!この人!誰やったっけ〜」
私「あ〜ちょっと止めて!これどうする!?この状況で…」
と、ごちゃごちゃそれぞれ関心の湧いたところで、止めたり話ししたり。
ドラマや映画の見方としてはどうなんか分からんが、止めながらというのも結構楽しめるのである。
映画やドラマは、何をテーマに、何を良しとして制作するかで、人物の描かれ方や、事件の善悪も変わってくるとは思うが、歴史ものは、全てが真実とは言えないまでも、本当にあったと考えられる出来事がベースになっているだけに、ちょっとリアリティを感じるところがある。
現段階で、明らかに、歴史については嫁の方が私より博識で、歴史上の人物や出来事の起こった背景などを知っている。
一時期、徳川のことを勉強していたときには、
私「タマコは、何代将軍が好きなん?」
嫁「え〜!1人!?」
私「ははは、それぞれいろいろあるんやな…」
嫁「まぁ、8代将軍、吉宗かな〜!ベタですけど〜」
と、いろいろと判断基準があるようだ。
ある人の描かれ方も、本によっては、良い人っぽく描かれているものもあれば、悪く描かれているものもあるそうで、
嫁「なるほど、ここでは、こういう風に描かれてるんやねぇ」
などと言ったりしている。
いまは、百人一首もチェックしているらしく、その関連で?奈良時代、大仏に繋がったようだが、さて、これからもタマコ博士は、どんなことを吸収していくのでしょうか。
車が故障したようだ。
先日、いつものショッピングモールからの帰り道、ダッシュボードに見慣れぬランプが点灯。
どうも、エンジンの音も大きいような気がして、急遽、近くのコンビニに停車。
高温警告灯だったので、様子を見るために、数十分ほど待ってみて、改めて走り出してみた。
お?大丈夫かな、と思ったのも束の間、ものの5分ほどだろうか、またランプが再点灯、同じくエンジン音か何かがおかしい。
という事で、路肩に停車。
あと数キロで自宅というところだったが、何かあってはコワイんで、JAFのお世話になることに。
30分もしないうちに来てくれて、ボンネットを開けて見てくれ、考えられる応急処置をしてくれ、自宅まで同行してくれるとのことで出発。
しかし、10分くらいかでまたランプ点灯。
ということで、自宅までレッカーで牽引してもらうことになった。
我々2人は、レッカー車の助手席に乗り込み、世間話をしつつ自宅へ。
レッカーでの牽引も、JAFの車に乗せてもらうのも初体験だった。
初体験のことがあるのは面白いことやが、事故なんかにならずに済んでよかった。
車の方はというと、サーモスタットの故障かもしれないし、エンジンかもしれないようで、ゴールデンウィーク中は、行きつけの整備工場さんも休みのため、連休明けに見てもらおうと思う。
整備工場へも車では行けないよなぁと思っていると、工場から運びに来てもらえない場合は、また呼んでもらったらいいので、と言って頂いたので、お願いしようかと思っている。
永年会員となっているようで、もととれてないと思うのでご利用ください、とも。
数年に一度くらいの頻度でJAFの方にはお世話になっている気がするけれども、感じの悪い人に出会ったことがないよなぁというのは嫁も同意見。
ありがたや、です。
故障の状況によっては、数万円とか数十万円とか、それ以上の可能性もあるかもしれないようで、ちょっとイタイ?
嫁「もし何十万もかかるんなら、車買い替えた方がいいかもねぇ」
私「そうかもなぁ、今の車が本体価格47万円やもんな…」
ゴールデンウィークの後半は、車なし生活になり、ちょっと残念というか、不便かなとも思いつつも、その翌日は、久々に電車で出かけ、帰りにちょっと焼き鳥屋さんへ立ち寄り、嫁と2人コンパを。
車で家まで帰ってると、そんな立ち寄りはなかったろうことを思うと、車故障も何かの縁ですかな。
さて、連休も終わり、金曜は出勤日だが、整備工場さんねは連絡してみようと思う。
出費の大小はいかに…。