バレンタインデー 2020

今日はバレンタインデーだったんだな。

今朝は新幹線で出張して、夕方そのまま直帰させてもらうことにして、いつもより早めに帰宅。

嫁は、徒歩ではちょっと遠いかな?というくらいのところへ外出しているというので、車でそこへ出向くことに。

待ち合わせ場所に着くと嫁の姿あり。

何か手提げの袋を持っている。

嫁がニコニコしつつ車のドアを開け、

嫁 「はい!バレンタイン〜」

私 「そうか、ありがとう」

嫁 「なんか自分が食べたいもんも選んでたらいっぱいになっちゃった」

私 「ははは、ええがな」

嫁 「コーヒーも買ってくるし食べながらドライブでも」

私 「ほな、そうしよか」

嫁 「じゃ買ってくる!」

と、小走りにコンビニへ向かった。

バレンタインデーに絡めて書いているが、そういう日でなくても、なんやろ、この普通の暮らしの中のひとコマというか、何でもないことやねんけど、ほっこりするというか。

「幸せ」というとえらく大げさな感じがするが、(ミルクボーイじゃないけど)こんなんなんぼあってもええからね、という感じがしたのである。

乾燥に潤いを

どうも最近、私たち夫婦共々、お肌が乾燥気味、冬になると顕著にそうなっているように思う。

季節と年齢が我々に試練を与えているか…

ここ数年、私は冬になると、ふくらはぎがかゆくなって、ぼりぼりやっていたのだが、あるとき嫁が、小林製薬のラナケインを買ってきてくれた。

たまに思い出したように塗っていたのだが、そのお陰なのかどうか、そう言えば今年になってからは、ほとんど掻いていない気がする。

嫁の方はと言えば、ここのところ唇が乾燥するようで、外出の時もリップクリームを持ち歩いていて、しょっちゅう塗っている。

私が「キスで治したろか?」と言うと「いいわ」「悪化するわ」という返事だった(泣)。

ところでこの冬の私は、ふくらはぎはどうもないのやが、手の甲がカサカサになっている感じがあるようだ。

いつも自分の手を眺めたり、お手入れしているわけやないんで、気づくキッカケはそうそうないはずだが、あるとき外から帰ってお湯で手を洗うとしみることがあって「ん?結構荒れてるなぁ」と思った。

それでも、大して気にしていなかったところ、たまたま嫁が私の手を握ることがあったかで、

嫁 「あ、カサカサやん」

私 「せやろ? 今年はふくらはぎはどうもないんやが」

嫁 「保湿やわ保湿」

私 「潤いがなぁ…そのうち粉吹くで(笑)」

嫁もそう感じたということで、やっぱりカサカサなんだろう。

数日前の晩酌で、私は眠さ限界となり先に布団に入ったのだが、その翌日の晩酌(って晩酌ばっかりやが…)で、

嫁 「手、どう?」

私 「うん、今日はちょっとマシかな」

嫁 「昨夜寝てるときに手にクリーム塗ってんで」

私 「あ…」

嫁 「『う〜ん…』て感じやったし覚えてないんちゃう?」

私 「あー、いや、そうや、今日の昼に、クリーム塗ってくれてたのが記憶に出てきて、礼を言おうと思ったんやが、忘れてたわ…」

嫁 「ははは、ちょっと意識あってんなぁ」

私 「やけど、寝ぼけてたのは間違いないから、記憶の深いところで覚えてた感じか」

寝ぼけてるときの記憶も面白いもんだなと思う。

そういえば、寝てるときに見る夢もそうや、起きてすぐには覚えてるけど、昼になったら、どんな夢見たか、夢見たことさえ思い出せんことも結構ある。

それはええとして、寝てるワシにハンドクリーム塗ってくれた嫁はん、ありがとさん。

おても

我々のお気に入りのショッピングモールには、コメダ珈琲が入っている。

その他、飲食店のチェーン店では、タリーズコーヒー、いきなり!ステーキ、サイゼリア、ロッテリア、丸亀製麺、ラーメンでは、魁力屋、一風堂、まこと屋など、各地域のショッピングモールと同様に、いろんな店がある。

だいたい、入る店は決まってくるんやが、いろいろある、というのはやっぱりいいよなぁと思う。

最近、ちょっと考えごとしたり、メモしたり、本を読んだりするのに、コメダ珈琲でお世話になることも出てきた。

あんまり混んでたり、順番待ちができたりするとゆっくりしにくいんだが、出来るだけ、混む時間を避けると、かなりゆっくり出来る空間になっているので、ここは使えるなぁと思ってきた。

先日は、嫁と2人でそれぞれのやりたいことやりつつ結構長居して、お互いに区切りのいいところで店を出た。

嫁 「なんか暑いわぁ」

私 「コメダは暖房強めなんかな?」

嫁 「あー1人で来たときも暑かった気がする」

私 「じゃあそうなんかも知れんな」

嫁 「あぁ顔が暑いわー」

私 「冷えのぼせみたいになっとるんかな?」

嫁 「顔が真っ赤やー」

私 「我が顔か赤いかどうかは見えんし分からんやろうが」

嫁 「うー顔赤いわー」

私 「どっちか言うたら『顔が暑い』と違うか?」

嫁 「あなたもほっぺたちょっと赤いで」

私 「言われてみたら顔暑い感じもするなぁ」

嫁 「あー顔真っ赤やー」

私 「あーよう見たらほっぺただけ赤いかも。おても、や、おても」

嫁 「おてもやん…」

私 「おてもやん、ってほっぺた赤かったっけ?」

嫁 「おても…」

私 「『おても』…て(笑)」

嫁 「おても…おてもやん…」

・・・

なんの話かどうでもええのやが、ちょっと調べてみると「おてもやん」の「やん」は、敬称の「さん」「ちゃん」のことらしいので、呼び捨てにするなら、「おても」「ても」となるらしい。

私が嫁のほっぺた赤いのに対して「『おても』や」と言ったのは、たまたま間違いではなかったようだ。

ちなみに「おてもやん」は熊本の民謡の歌詞に登場する女性だそうです。

コーヒーフレッシュはコーヒーへ

嫁はちょくちょく1人でファミレスに行ったりして、本読んだり考え事したり、頭の整理をしに行ったりしているようである。

なにか集中して取り組みたいことなどがあるときには、自宅でやるとなると、どうもだらけてしまったり、ピシッとできないということで、外に出ることが多いようだ。

確かにその通りで、やろうと思っていることの内容によるとは思うが、直接的な関係はないにしても、人の目があるとか、適度な雑音があって、外の環境に身を置くことで、ダラけないで済むというのは分かる。

どういう要件で行ったのかは知らないが、ある日の嫁も、うちの徒歩圏内にあるファミレスへ行っていたようだ。

嫁 「今日ファミレス行っててんけどさぁ」

私 「ほぉ」

嫁 「ドリンクバーでホットコーヒーいれに行ってさぁ」

私「うん」

嫁 「コーヒーフレッシュ、ごみ入れの方に流し入れて『あ、ちゃうわ… 』 ってなってん」

私 「ははは、そういうことある時あるなぁ、ボケてるっていうか。考え事でもしとったんか」

嫁 「しかも2回も」

私 「あー、2回はないわ」

嫁 「『いやいや、だからちゃうやん! 』 って自分で突っ込んでもうたわぁ」

私 「近くの子供に『見ちゃだめ…』て言うてる母親おったんちゃうか(笑)」

考え事しながら歩いてて、コケるとか溝にハマるとかいうのもあるし、そういう類なんだろうと思うが、何か考え事してたんかなぁと聞くと、

嫁 「覚えてない」

とのことだ。

さすがに3回目には、コーヒーの方へフレッシュを入れるのに成功したようなので、一件落着、となったようである。