「あんたら、とろいから」 2023.08

嫁の母に「あんたら、とろいから」と言われたことがあった。

「ら」とあるので、実の娘である嫁だけではなく、私も含まれているようだ。

悪意を持ってではなく、微笑みながらという感じのコメントだったが、実際のところ、我々は「とろい」のか。

どういうところを見て母がそう思ったのかは分からないが、「とろい」という印象に繋がりそうな過去の出来事で、パッと思いつくものを挙げてみる。

まくら

奈良県への旅行で、ホテルのチェックインの手続きを済ませ、部屋へ荷物を置き、ちょっとあたりをぶらつくかな、ということでお出かけ。

ホテルのサービスで、いろんな種類の枕があって、好きなやつを選ぶというシステムがあり、出かけに目星をつけて、戻ったときに部屋へもって上がろうと話をしていた。

散歩から戻って、枕の棚をみたところ

嫁「あれ…?ほとんどない」

チェックインのときに持って上がっていれば良かったのだった。

おせち

嫁「今年、おせちを通販で頼んでみようと思うねん♪」

私「お、ええやん」

嫁「ほらほら、こんなん美味しそう!」

と楽しみにしていたのだが、後日聞いてみると、

私「結局、おせち頼んだん?」

嫁「もう売り切れててん…」

とのこと。

カシミアのセーター

嫁「カシミアのセーター買ってんけどすごい暖かかったしヨシもどう?」

私「あ~ええなぁ、お願いしよかな」

後日、

嫁「もう売ってないみたい…」

私「季節もんの入れ替えって早いんやなぁ」

幸楽苑

私「久々に「幸楽苑」でラーメン食べへん?」

嫁「あ、いいね~」

私「たまにああいうあっさりしたラーメンが恋しくなるねんな」

車を走らせて、たまに行く店舗へ。

私「お~空いてる空いてる」

嫁「なんか店の中暗くない?」

私「え?ありゃ?やってないやん…っていうか閉店やって…」

年始

私「今日は駐車場空いててええなぁ、年始やからかな」

嫁「空いてるのいいよね~」

駐車場から店舗入口へ。

私「ありゃ?締まってる?」

嫁「今日お休みみたい」

空いていたのは、正月だからではなく、店が閉まっていたからであった。

ゴールデンウィーク

嫁「なんか今日は駐車場もいっぱいやね」

私「人も多いなぁ、ゴールデンウィークやからかもなぁ」

嫁「そうかもしれんね~」

いや、お客様感謝デーで5%オフだったからだ。

スペシャル・ディナー

私らのハネムーンは、モルディブだった。

夕食を野外でのシーフード・バーベキューにするというオプションがあり、やたらと”Romantic Dinner!” “Special Dinner!”と誘ってくるのが面白かったのもあるし、まぁせっかくなのでということで申し込み。

夕方まで海で泳いだりサイクリングしたりたくさん遊び、部屋に戻ってちょっと休憩と思い二人して眠り込んでしまい、夕食の予定時間は終わりかけに目覚める。

少しは間に合うか!?とBBQ会場へ向かったが、もう終わっていた…。

夫婦の始まりからしてどこか、ぼ~っと?のんびり?している?

日本地図 2023.07

嫁「こんなん作った」

ということで、嫁が自作の日本地図を見せてくれた。

北海道の縮尺が気に入らん?ようなことを言っていたが…

いやいや、そもそも、旧国名…!

出会い 2023.06

よく、出会いは奇跡!みたいなことが言われるけれど、考えてみれば、確かにそう言える部分はあると思う。

文脈によって、こと恋愛話などにおいては、「奇跡」と言った方が盛り上がる感じはあるやろね。

とはいえ、実質的な内容としては「偶然」というのと、同じようなことなんじゃないかなぁ。

「偶然」を「運命」と言い換えたら、もっとゴージャス?な感じにもなりますわな。

問1.「奇跡」「偶然」「運命」の違いをそれぞれ説明しなさい。

とかいう問題があっても面白い。

すぐ散漫になるんで、元に戻して…

奇跡であろうと、偶然であろうと、運命であろうと、いま現在こうであるという、身も蓋もない感覚はあるんやが。

嫁と結婚して、はや23年、籍を入れていない交際期間、同棲の1年ほども含めて9年間ほどだったはずなんで、現時点でかれこれ32年の付き合いということだ。

ちょっと思い起こしてみると、出会いの場所は、高校のプール、水泳部。

嫁が2年生のとき、私が新入部員で1年生のとき。

以前にも書いた気がせんでもないが、ここらあたりにも、描き方によっちゃあ奇跡とか偶然とか運命とか、何とでも描けそうな感じがある。

嫁も私も、小さいときからスイミングスクールに通っていて試合などにも出場し、いくつかの地区が集まっての大会くらいだったら入賞するくらいのタイムでは泳いでいたくらいだった。

関西大会となると、大阪には強豪多数で、決勝に残ることはなかったレベル。

まぁ、自分らの選手レベルについては置いておいて、そんな水泳との関係性の2人。

嫁は高校生になったとき「もう水泳はいいかな~」と、水泳部に入ることは考えていなくて、美術部とかいいかなぁとかも思っていながらも、何となくそのまま部活に入らずに2年生になったそうな。

そんなところへ、嫁が競泳選手だったことを知った同期の部員の人が声をかけてきたらしく、断固断る!というほどのことでもないから…と入部したという流れだったはず。

ここにひとつ、入部する気のなかった水泳部に誘われたので何となく入った、という「奇跡」か「偶然」か「運命」への布石があったわけだ。

一方の私。

嫁と同じく競泳選手として試合に出ていて、中学でも水泳部。

と言っても、スイミングスクールの方は、ちょうど色気づくころで少し悪ぶったりもしつつ、だんだんと足が遠退き、やんちゃな先輩と水泳部と言う名のもと、練習と言うよりは、学校のプールでワー!キャー!言いながら遊んでいた気がする。

(そう言えば、スタミナ鍛えるためにトライアスロンや!などと、学校の周りを走るのと水泳との総合タイムを競う練習とかしていた気も…。ずぶ濡れの生徒が学校の周りを走っているのも、今考えると、例えば、イジメじゃないかと通報され兼ねない感じだったかも)

ところで当時、私の通っていた中学校では、地元集中という考え方があって、いわゆる勉強の得意・不得意で、学校を選ぶのではなく、皆が同じ地元の高校へ進学しましょう、という運動があった。

学歴で人を判断すべきでない!という思想が、おおもとにあったんでしょうな。

私はめちゃくちゃ勉強ができるというほどではなかったけれど、誤解を恐れずに言うと?学校の通信簿レベルでは並みの上?上の下?くらいで、成績で困ることなく、普通に地元の高校受験には、問題なく合格するだろうという感じだった。

また、自分も両親も、進学校に行くべし!という考えもなく、とくに何も考えていなかったが、いわゆる「地元集中」ということが結構大きく取り上げられていて、進学校に行こうと考える人らが、だんだんと取りやめるようになったり…という流れがあった。

どこかに違和感というか、「いつもみんなで一緒に!」という風潮に馴染めなかったというか、何か新しいところに行きたいな、という気持ちが芽生えてきたんだろうか、別の高校を受験することにしたわけだ。

ちゃっかり、当時よく言われていた偏差値がちょっと高い高校だったが。

(偏差値…なつかしい)

ということで、私の側にもひとつ、地元集中に抗って、嫁と同じ高校に行くことになった、というターニングポイントが生じていたとも言える。

免疫の意味論/戸田富雄、動的平衡/福岡伸一、といったジャンルの本を読んでいるからか、自分の歩みを振り返ってみると、嫁や私、それぞれが、身体の細胞や分子などのミクロなものと、似たような動きをしているんだろうなぁと思うところがある。

高校時代の歴史便覧 2023.05 

先日、実家へ帰ったときに自分の部屋の本棚を見ていると、高校のときに使っていた、世界史の便覧を見つけた。

嫁が歴史の勉強をしているので、もし使えるものであればいいなということで、持ち帰ることにした。

私「はい、これ。要らんかったら捨ててくれてええし」

嫁「え~!これ高校の時のやつかなぁ!ありがと~」

我々、同じ高校へ行っていたし、使ってたものも同じだったんじゃないか。

嫁はしばらくページをめくりながら見入っていたのだが、

嫁「あははは!なんか面白い落書きあるで!」

私「なになに?」

嫁「書き込みしてる!」

私「どれどれ」

嫁「うふふふ」

私「ん?」

嫁「ん?」

私「いや、これ、あんたの字やで…」

嫁「え~!?」

私「俺じゃないな」

嫁「あ~ほんま、私の字や!」

ということで、私の便覧は、嫁に落書きされていたことが判明した。

嫁「また、ヨシらしい、しょうもないこと書いてる!って思ったら、自分やったとは…! うふふ」

お互いに、この書き込みについては記憶にないが、一緒に勉強していたんだろうか、きゃっきゃ言いながらふざけていたことだろう。

「エジソンはえらい人♪」と歌ってたのは、
ちびまる子ちゃんの挿入歌だったかな。

口+2画で、別の漢字をいくつ作れるか 2023.05

先月、職場の研修で、発想を柔らかくしましょう、ということなんだろう、表題のようなことをやった。

およそ1分くらいの制限時間だったろうか。

研修は、月1回で計6回、半年を予定されているが、前回はあるお話を聞いて、おかしなところを見つける、というものだった。

これについては話すと長くなりそうなんで、ここには書かないが、嫁は即座に言い当てたのであった。

ちなみに私は分からず…堅い頭なのでしょう。

今回はタイトルのとおり。

説明は、

「口というカタチに、2画を足して、別の漢字をいくつ出せるでしょうか。

 たとえば、口に十を書くと、田になりますね。」

ということで、よーいスタート。

結果、私は5個。

一緒に研修受けてる人の中には、10個以上出した人もいたんやが、聞くところによると、8個くらい出せたら優秀な方なんだそう。

こういうのは、嫁が得意なんじゃないかと思い、帰ってから、晩酌のときにさっそく説明。

よーいスタート!

・・・

結果はこんな感じ。

〇をつけたやつがOKとして、9個。

やっぱり優秀グループだった。

ちなみに私が出したのは、星印みたいなぐちゃちゃっとした印がついてるやつ。

( 叶 申 白 旦 囚 )

頭の柔らかさは、日々の暮らしの中でも、私より嫁の方がレベルが高いと感じる。

その後、何か書いているなぁと思っていたら、「口」にいろいろ追加して、記号をこしらえていました。

これも頭の柔らかさだと思う…