携帯扇風機を使うかどうか

私は使ったことないが、携帯の扇風機なるものがある。

先日100均をうろついていたら、数百円だったと思うが、結構たくさん置いてあって、人気商品なんやなぁと思った。

そういえば、数年くらい前からじゃないか、夏の電車とかでよく見かけるようになった気がする。

もう夏はそこまで来ているという感じか。

で、その携帯扇風機?やが、とくに、若い女性、学生さんとかがよく使っている印象がある。

とりたてて悪い印象を持っているわけではないんやが、何となく、私が慣れないというか、違和感みたいなものを感じる。

嫁が使っていたら、ついつい「それ要る?」と聞いてしまうかもしれないなぁと。

まぁ、新しいものには違和感を覚えるのは人間の?おじさんの?性質なのかもしれないが、なんやろな…。

ということで、嫁に聞いてみた。

私 「携帯の扇風機ってあるやん?」

嫁 「あーあるなぁ」

私 「あれって便利なん?」

嫁 「使ってないし」

私 「使わんの?」

嫁 「とくには思ってない」

私 「暑い時、汗出た時どうするん?」

嫁 「う〜ん」

私 「・・・」

嫁 「『ぽんぽんぽん』ってやる」

私 「なるほど、化粧落ちんようにか」

というわけで、携帯扇風機を使う予定はなく、暑くて汗かいたときは、ハンカチで「ぽんぽんぽん」とやるのだそうだ。

携帯扇風機を使っているよりも「ぽんぽんぽん」の方が、嫁らしい気がしている私である。

嫁 VS 鳥類

前回のブログ「嫁 VS スズメ」というのを書いていて思い出した。

何年か前かもしれないが、家から出てしばらくしたときに、

嫁 「ん?雨?」

と言ったのだが、雨は降っておらず、降る様子もない。

私 「いや、降ってないやろ」

嫁 「なんか頭に当たった気がしたから…」

私 「鳥にフンでも落とされたんちゃうか(笑)」

嫁 「えーいややー!」

私 「どれ…なんもついてないし大丈夫や」

嫁 「気のせいかぁ」

ということで、どこへ出かけた時だったか忘れてしまったが、そんなことを話して出かけたのだった。

そして、用事?デート?を済ませた駅からの帰り道、さぁおうちに到着、というときになって、

嫁 「あれ…頭から何かのタネ出てきた!」

私 「は?なんやそれ」

嫁 「なにこれ?梅干しのタネ?なんでなんで?(笑)」

私 「あ!行きしな頭になんか当たった言うてたやん!それちゃうんか(笑)」

嫁「あー!ほんまや!」

私 「人が上から投げるような場所ちゃうし、鳥にやられたんちゃうか(笑)」

嫁 「ハト?カラス?」

私 「カラスあたり?『 あいつトロそうやから当てたれ! 』ってなもんちゃうか(笑)」

嫁 「もー!カラス!」

カラスかどうかは分からんが、そんなこともあった。

真上にカラスがいたかどうかは定かではないが、すぐ近くにいるとさすがの私らも気づくと思うので、そこそこの上空から狙ったに違いない。

人間のゲームでいうと、ビー玉落とし?ダーツ?みたいなもんか。

なかなかの腕前のカラスだ。

あっぱれ。

嫁 VS 雀

少しずつ危機的状況は緩和しつつあるような雰囲気も感じられるが、まだ、緊急事態宣言下でもあるし、我々も出来るだけ外出は控えるようにしている。

出かけるのは、生活用品の買い物か、モノを発送するために運送屋さんへ出向くかくらいじゃないか。

それに、手洗いうがいはいつも以上に励行、そして念入りにやっている。

よく行くショッピングモールも、スーパーは営業しているが、服屋さんとか本屋さんとかは休業していて、ちょっと寂しいモールになっている感じ。

そのモールには、屋外にテーブルと椅子が置いてあって、休憩したり、飲食したりしても良いスペースがあって、我々もそこは気に入っていて、何年か前からよく利用させてもらっていた。

真夏と真冬はさすがに居れたもんじゃないが、春秋はなかなか居心地がいいもんで、本を読んだり、書き物をしたり、考えを巡らせたり、居ようと思えば何時間でも居れる。

先日、久しぶりにちょっと覗いてみようと行ってみると、席の間隔も空いているいるし、人も多くなかったので、しばらく座り、昼飯時になったので、スーパーで弁当を買ってきて、そこで食べようかということになった。

テーブルが10個あるとして、3〜4個くらいが埋まっている感じか。

いただきます、ということで食べ始めたところ、少しずつ、雀が近寄ってくる。

テーブルのそれぞれで、皆さん何かを食しているようなのだが、我々の席のところにやたらと好奇心を抱いて?寄ってくるヤツを筆頭に、何羽かがチュンチュンと。

我々、4人分のイスが置いてある丸テーブルで、向かい合わせで座っていたのだが、間の1席の背もたれのところまでやってくる。

手を伸ばせば届く距離。

何度か腕を伸ばして追い払うも、一瞬飛び立ってすぐ戻る。

何度も来るので、立ち上がってあっち行け!と追っていくと、私の横をスッと通って嫁の方へ近づく。

嫁の間近、まさに箸で弁当のコメをあげられるくらいの至近距離で、嫁と雀が対峙している。

チュンチュンチュン。

確実にソーシャルディスタンス内に侵入してきた雀に、

嫁 「あームリムリムリー!」

ということでギブアップ。

食べかけの弁当にフタを閉め、結局、ショッピングモール内の駐車場で食べたのだった。

明らかに、私のではなく、嫁のコメを狙っていたように見えた雀。

嫁はそんなにどんくさいタイプでもないが「おっとり」というか「のんびり」というか「戦闘的でない」というか、そういう雰囲気が雀に伝わっていたのかもしれない。

あの感じからすると、しばらくは、あそこで飯を食うことはないかな??

んふぁっ ふぁっ

嫁 「んふぁっ、ふぁっ、ふぁっ、ふぁっ」

私 「・・・」

嫁 「ふぁっ、ふぁっ、ふぁっ、ぅふぁっ」

私 「・・・」

嫁 「んふぁっ、ふぁっ、ふぁっ、ふぁっ」

私「どないしてん?」

嫁 「ふぁっ、ふぁっ、ふぁっ、ぅふぁっ」

私 「・・・」

嫁 「んふぁっ、ふぁっ、ふぁっ、ふぁっ」

私 「・・・」

嫁 「ふぁっ、ふぁっ、ふぁっ、ぅふぁっ」

嫁 「ぷわぁ〜ん〜」

私 「なんやそれは…」

嫁 「『Englishman In New York』やんか!」

私 「はぁ〜」

嫁 「え〜!分からんかった? もう、すごい再現で鳴ってるで♪ 頭ん中で!」

私 「俺の問題か、それはすまん…」