
大きい音が苦手



先日、いつものように朝マックを調達し、食いつつ飲みつつ、ショッピングモールへ向かった。
相変わらずなんの話してたかほとんど覚えていないものの、なんやかんやとしゃべりながら。
そう言えば、昔は、買い物が楽しいという感覚はあんまり持っていなかった気がするが、最近はなかなか楽しいものだなぁなんて思っている。
自分の買い物がない場合でも、出かけるのは楽しいし、嫁がお気に入りのものを見つけたり、お目当てのものを買えたり、何かを新調したりすると、良かったなぁと私も嬉しかったりする。
嫁も同じことを言っていたんで、お互いにそう感じているようで、まぁ結構なことだ。
ところで、この日は、私はグレーのTシャツ、嫁は夏用パジャマ、が目的だった。
ショッピングモールに着き「じゃあ」ということで、それぞれ思い思いに売り場を回って目星をつける。
おおよそ決まった感じのときに、LINEで連絡を取り合い合流。
それぞれの目的のものを買い物カゴに入れる。
カゴにものが入ることで、それぞれ良さげなんが見つかったんだなと分かる。
レジで精算を済ませ、満足顔で帰宅。
嫁の提案で、このご時世ということもあるし一回洗濯することに。
翌晩だったか、
私「あのパジャマ着いへんの?」
嫁「うん…」
私「どうしたん、テンション低いがな」
嫁「うん…買ったやつ、ちょっとぴっちりしてて、ちょっと違ってて…」
私「ははは、思てたんとちゃう!てやつか」
嫁「うん…」
私「実は俺もグレーのTシャツ、あれ肌着や、インナーの売り場にあったし当然やねんけどなぁ」
嫁「ははは!お互いやってんや!」
と、どうも2人して「思てたんとちゃう!」になっていたようだ。
ショックというほどでもなく、落ち込んでいるというほどでもないこと、ちょっとした「なんか違う…」という程度のことがあったときの、嫁の様子は、見ているとちょっと面白いなと思うのであった。
一年ほど前だったと思うが、コーヒーメーカーを買った。
Nesle(ネスレ)のDolce Gusto(ドルチェ グスト)というやつで、GENIO i(ジェニオ アイ)という機種のようだ。
マシンのタンクに水を入れておいて、専用のカプセルをセットし、ボタンを押すと、おうちがカフェに!というもの。
かつては、ペーパードリップというのか、挽いたコーヒーを買ってきて、コーヒーフィルターを使って入れるタイプのものを使っていたこともあった。
インスタントじゃないのを入れると、部屋にコーヒーの香りが漂って、コーヒー好きの我々としては、リラックスできるような感じがする。
どちらかというと、私の方がコーヒー好きなのかなぁと思うが、嫁も好きで、良く入れていた。
で、このドルチェ用のカプセルには、コーヒーだけじゃなく、ココア、エスプレッソ、抹茶ラテ等々、いろんな種類があって、選ぶのも楽しい。
私は、オリジナルブレンドがいちばん好きな感じで、今はなにやら品薄らしく、レギュラーブレンドが主流。
嫁は、見ていると、カプチーノ、エスプレッソとかがお気に入りなのかなと。
一番はじめ、どのカプセルを買うかとワイワイやっていたとき、おそらく、レギュラー、オリジナル、モカ、とかを買ったんじゃなかったか。
飲み比べで、私は、1位:オリジナル、2位:レギュラー、3位:モカ、という感じだった気がする。
私「俺、モカじゃない方が好きやなぁ」
嫁「・・・」
私「他のやつに比べるとちょっと酸味があるような気がする」
嫁「へ~」
私「うん、オリジナルがいちばんフラットな感じで好きやな」
嫁「・・・」
私「コーヒーの種類とか違いとか全然しらんねんけど、前にも、モカって自分にはちょっと違うように思った気がするわ」
嫁「うん」
私「そんなん言いながら、前にタリーズで飲んだ今日のコーヒー、モカやと店員言うてたけど、あれは美味しかったし、同じモカでも、いろいろ個性があるんやろうなぁ」
嫁「・・・」
私「聞いてる?」
嫁「ん?ヨシのモカの話?」
私「あぁ、まぁ、そうやけど」
と、こんなんを打ち込みながら、コーヒーの種類なんかをネットでチェックしてみたが、味とか風味は、焙煎の仕方とかでも変わるようやし、何がしかブレンドしているものも多いようで、モカと言っていても、モカのみのコーヒーってわけでもないんでしょうな。
モカ・ブレンドというか。
なので、モカと言っているからというのは、美味しいコーヒーを逃してしまうかもしれないので、あまり気にしないでおこうと。
聞いているような、聞いていないような、でも、モカの話だということは、嫁は聞いてくれていたようでした。
