嫁 VS 雀

少しずつ危機的状況は緩和しつつあるような雰囲気も感じられるが、まだ、緊急事態宣言下でもあるし、我々も出来るだけ外出は控えるようにしている。

出かけるのは、生活用品の買い物か、モノを発送するために運送屋さんへ出向くかくらいじゃないか。

それに、手洗いうがいはいつも以上に励行、そして念入りにやっている。

よく行くショッピングモールも、スーパーは営業しているが、服屋さんとか本屋さんとかは休業していて、ちょっと寂しいモールになっている感じ。

そのモールには、屋外にテーブルと椅子が置いてあって、休憩したり、飲食したりしても良いスペースがあって、我々もそこは気に入っていて、何年か前からよく利用させてもらっていた。

真夏と真冬はさすがに居れたもんじゃないが、春秋はなかなか居心地がいいもんで、本を読んだり、書き物をしたり、考えを巡らせたり、居ようと思えば何時間でも居れる。

先日、久しぶりにちょっと覗いてみようと行ってみると、席の間隔も空いているいるし、人も多くなかったので、しばらく座り、昼飯時になったので、スーパーで弁当を買ってきて、そこで食べようかということになった。

テーブルが10個あるとして、3〜4個くらいが埋まっている感じか。

いただきます、ということで食べ始めたところ、少しずつ、雀が近寄ってくる。

テーブルのそれぞれで、皆さん何かを食しているようなのだが、我々の席のところにやたらと好奇心を抱いて?寄ってくるヤツを筆頭に、何羽かがチュンチュンと。

我々、4人分のイスが置いてある丸テーブルで、向かい合わせで座っていたのだが、間の1席の背もたれのところまでやってくる。

手を伸ばせば届く距離。

何度か腕を伸ばして追い払うも、一瞬飛び立ってすぐ戻る。

何度も来るので、立ち上がってあっち行け!と追っていくと、私の横をスッと通って嫁の方へ近づく。

嫁の間近、まさに箸で弁当のコメをあげられるくらいの至近距離で、嫁と雀が対峙している。

チュンチュンチュン。

確実にソーシャルディスタンス内に侵入してきた雀に、

嫁 「あームリムリムリー!」

ということでギブアップ。

食べかけの弁当にフタを閉め、結局、ショッピングモール内の駐車場で食べたのだった。

明らかに、私のではなく、嫁のコメを狙っていたように見えた雀。

嫁はそんなにどんくさいタイプでもないが「おっとり」というか「のんびり」というか「戦闘的でない」というか、そういう雰囲気が雀に伝わっていたのかもしれない。

あの感じからすると、しばらくは、あそこで飯を食うことはないかな??

んふぁっ ふぁっ

嫁 「んふぁっ、ふぁっ、ふぁっ、ふぁっ」

私 「・・・」

嫁 「ふぁっ、ふぁっ、ふぁっ、ぅふぁっ」

私 「・・・」

嫁 「んふぁっ、ふぁっ、ふぁっ、ふぁっ」

私「どないしてん?」

嫁 「ふぁっ、ふぁっ、ふぁっ、ぅふぁっ」

私 「・・・」

嫁 「んふぁっ、ふぁっ、ふぁっ、ふぁっ」

私 「・・・」

嫁 「ふぁっ、ふぁっ、ふぁっ、ぅふぁっ」

嫁 「ぷわぁ〜ん〜」

私 「なんやそれは…」

嫁 「『Englishman In New York』やんか!」

私 「はぁ〜」

嫁 「え〜!分からんかった? もう、すごい再現で鳴ってるで♪ 頭ん中で!」

私 「俺の問題か、それはすまん…」

世界平和度指数

スマホでネットサーフィンをしていて、ふと目にとまったのは「世界平和度指数」という指標。

何で測ってるのかとか、あんまりチェックせんかったものの、そんなのあるんやなぁと眺めていた。

北欧やオーストラリアなんかが上位にランキングされているようだ。

私 「世界平和度指数っていうのがあるんやってな」

嫁 「へー」

私 「1位ってどこやと思う?」

嫁 「北欧とか?」

私 「そんなイメージあるよな」

嫁 「どこ?」

私 「アイスランドやて」

嫁 「へー」

私 「じゃあ、たまこ王国は何位や?」

嫁(たまこ)「チャンピオンや」

私 「ははは」

嫁 「1位がアイスランドやろ? あたしんとこはチャンピオンや!」

私 「なるほど、ボクシングのランキングみたいや」

嫁 「君も住民やでー!」

私 「それはありがとうございます」

「世界平和度指数」のランキングでは、嫁の王国は「チャンピオン」だったのです。

封筒

どちらかというと、私の方が慎重で細かくて、嫁の方が雑い、おおざっぱ、という言い方ができると思う。

あるいは、守りと攻め、ネガティブとポジティブ、ってのも、前者が私で、後者が嫁か。

気持ちの切り替えなんかも、良い意味で嫁の方が早いように思う。

詳しくみていくと分野によって反対になるところもあるが、私としては、概してそういうイメージで対比できるような性格だよなぁと思う。

同じようなことを以前にも書いているとは思うが、またこんなことを書いているのは、先日うちのポストに1通の封書が届いた。

中身を確認している嫁のそばにあった封筒はこんな感じで開けられていた。

対比としては、封筒をハサミで開けるか、手で破るか。

どちらが開けたかは明白である。