
休日の朝 2020年3月8日


加山雄三さんの「君といつまでも」という曲の間奏で「幸せだなぁ」というセリフがある。
そのセリフ、よく耳にした記憶があるものの、調べてみると1965年のリリースということで、現在40代半ばの私は、リアルタイムでは聞いていないはずだ。
親のカセットテープ、レコードなどにもなかったはずで、にも関わらず、何となく馴染みがある気がするのは不思議なもんだ。
ところで、
「幸せだなぁ…」
そう思うことがあるというのは、まさに幸せなことだよなぁと思う。
なぜかそういうのって、私の場合、些細なことでふと感じることがある気がする。
サプライズな嬉しさや、でっかい喜びというのも当然幸せだが、そういうときは「やったー!」とか「嬉しいー!」と勢いのある幸せ感だろう。
若大将の「幸せだなぁ」のセリフは、私には、ふと感じる幸せ、というイメージとリンクしているようだ。
例えば。
嫁の出先に車で迎えに行ったとき、待ち合わせ場所に着くと、嫁の、丸く、白い顔が、ダウンの上にちょこんと乗っかっているのを見たとき。
とか。
待ち合わせ場所に車で向かい、待っている時に「どっから来るかな?」とまっていると、向こうの方から、嫁の、丸く、白い顔が、ダウンの上にちょこんと乗っかった感じで、トコトコ歩いてくるのを見たとき。
「幸せだなぁ」
結構なことですよ、ほんまに。
別に待ち合わせフェチなわけじゃないんやが、いま思いついた場面がそれなだけで、言い出すと結構あるわけで。
あぁ、そう言えばいつだったか「幸せだなぁ」の話をしたとき、「若大将」のことを間違って「青大将」と言ってしまったことがあった。
蛇の種類でそういうのがいるのだが、気付いて笑った私をよそに、嫁は「若大将やろ?」と冷静に突っ込んでいた気がする。
ヘビの種類やと知らんかったらそうなるか。
冷たい視線ではなかったので、傷つきはしなかったが「ありゃ?」と思ったなぁと思い出した。
そう言えば、ここ5年くらいになるだろうか、床屋さんに行っていない。
理容室、美容室、ともどもご無沙汰だ。
かと言って、長髪ギネス?を狙っているわけでもなく、むしろ私は短髪の方が好きで、10センチの長さになることは、この20年くらいの間、無いんじゃないかと思う。
私の髪を切ってくれるのは、今はもっぱら嫁だ。
バリカンで横と後ろを刈って、上の方はスキバサミというやつで切ってくれている。
散髪素人の嫁には、だいぶん手間なのかもしれないが、私としては「どうされます?」と聞かれなくていいし、「いい具合に」と言うだけで始めてもらえる、何より、要望があれば気楽に言える、というこたで、お気に入りの散髪屋さんなのだ。
かたや「いっつもやってもらってばっかりで悪いし、髪切ったろか?」と声をかけたことはあるのだが「いや…いい。」というのが嫁の答えだったので、私が嫁の髪を切ることは、今のところ無い。
そんなこんなで、嫁はどこかで散髪してるようだ。
これまで結構ショートだったのが、ちょっとずつ伸びてきているようで、最近、ギリギリで、後ろで結べるくらいになったようで、そうしていることがある。
それを見て私は「お、後ろで結んで、坂本龍馬みたいやがな!」と言ったら、嫁は「あはははは!」とウケていた。
面白かったから笑ったのだとは思うものの、女性で、坂本龍馬に例えられて喜ぶ人も、わりと少数派じゃないだろうか、と思うのだ。
嫁は、どういう感情だったのか。
それは分からへん、のです。
夫婦2人で車で出かけて来て帰宅。
ウチにはいちおう1台分のガレージがあるのだが、それほど大きくないので、入庫した後に嫁が車のドアを開けると、壁にガツンと当ててしまいそうになる。
そのため、車のドアのエッジ部分に、ホームセンターで買った、それのためのゴムを貼りつけていて、もう大丈夫なのだが、だいたい嫁は入庫前に「先降りるわ」と言って降りる。
たぶん、嫁がコツンと当てたことがあったんだろうと思う。
でも、そのときに、私が文句でも言ったのか、機嫌悪くなったのか、覚えもないのだが、そういうことがあったんだろう。
そういうところは、嫁はすごく避けようとしてくれる…というか、機嫌悪くなるのが嫌なんだよな…。
ごめん…。
ただ、車でよく寝る嫁は、眠さが買っている時は入庫の時にも起きないので、2人乗ったまま車庫入れする。
エンジンを切ってしばらくして「あ…着いた…」と言って起きることもある。
それは時々で、先日はいつも通り先に嫁が降りウチに入る。
このご時世でもあり、嫁が手洗いうがいをしている時に私も入庫を済ませて家に入る。
私 「どうも〜ただいま〜」
嫁 「おかえり!」
嫁 「おかえりやっしゃ〜!」
私 「ははは!なんで2回言うんや(笑)」
嫁 「分からへん」
一般的には「ただいま」と「おかえり」がセットでひとつの会話は完了と言えると思うのだが「おかえり」を2回言うだけにとどまらず、2回目が「おかえりやっしゃ」なので、私としては「いや、なんで?」と笑ってしまうのである。
2回言うことの理由すら「分からへん」ということなので、2回目を「おかえりやっしゃ!」に変えた理由など、本人に分かるはずもない。
まぁ、理由がないといけないことでもないので、この件については、これで終わりにしたい。
ということを嫁に話すと、
嫁 「全部に理由があると思うな!」
とのことである。
ご清聴ありがとうございました…
最近、考えたことやこれからどうする?といったことをメモしたりするノートを、嫁も私もA5のルーズリーフにしている。
我々2人とも、文房具好きで、ナガサワ文具店をはじめ、100均なんかでも、文房具屋さんなんかでは「これええな〜」「これは何?」と言いながら結構長居してしまう。
ところで、ルーズリーフの用紙にしてもいろいろある。
普通の罫線のものでも、線幅をAにするんかBにするんかもあるし、他にも方眼紙もあれば、無地のものも、そして、カレンダーになっているものもあったり、用途によって選べるというのは楽しく、萌である。
先日嫁が、無地の用紙に自分スタイルに罫線やメモ欄を印刷して、オリジナル用紙をこさえているのを見た。
表裏に印刷して、カスタマイズしているようだ。
私 「へ〜こんなんにして使ってるんや」
嫁 「そーやねん、ここにリスト書いて完了したものチェックできるようにして、ここに気づいたことメモしたりして」
私 「市販のやつって、ココこうやったら完璧やねんけどな〜ってあるもんな」
嫁 「あとは、ここのスペースはまだ定まってないからこれからやねん♪」
私 「ルーズリーフ生活エンジョイしとるなぁ(笑)」
嫁 「今んとここれで不都合はない感じかな〜」
私 「前まで『あれ〜あのメモどのノートにかいたんやったっけ…』とか言うてたけど、それなりに固まって来た感じか(笑)」
で、私もちょっと、日常的にメモっていこうと考えたことがあって、その表のフォーマットを、無地のルーズリーフに印刷してみようと思って段取りしてると、
嫁 「あ、両面印刷、あんまり上手く行かへんときがあるから、1枚ずつ表は表、裏は裏で印刷した方がいいで」
私 「お、なんやさすが経験者やな」
嫁 「なんか先輩として偉そうに言うてしまったけど…」
私 「あははは!いや、ええやんか!なんで反省しとんねんな(笑)」
嫁 「なんか先輩風吹かしてしまった…」
私 「ははは、大丈夫やて(笑)」
私には全然偉そうには聞こえなかったのだが、何やら反省気味な感じで言うもんだから、声出して笑ろてしもうたのである。
嫁は、ときどき?いや、しょっちゅう、面白い事を言う、というか、面白い言い方をするように感じる。
ニュアンスは文章とかで伝わりにくいが、私には面白く聞こえることが多い。
これを相性というのかは分からないが、夫婦にとっては、いいことなのかもしれないなぁと。
へ〜…ってなもんですな。