今の世の中、何でも電子化とか言われる。
確かに電子化すると、検索生が良かったり、省スペースにできたり、煩雑さが減るし、効率も良くなるし、なかなか便利なもんだとホントに思う。
我々夫婦では、嫁の方がそういう効率的なシステムについては詳しいし、取り入れていくのも早いんで「へ〜そんな便利なもんがあるんやな」と私が感心することもよくある。
とは言え、不思議なもんで、本や漫画といったものは嫁も紙のものを読んでいる。
なんでか紙の方がしっくり来る、というのが2人ともの感覚のようだ。
それはそうと、先日NHKの番組で「歴史探偵」というやつで、桶狭間の戦いについて取り上げている回を録画で見た。
見ながら「こういう書面が残ってるのがすごいなぁ」と話をした。
歴史ものは、そういう記録とか物品が残っているから、どうもそういうことらしいぞ…と、物語として、史実として、存在するんよね。
そういや、最近の嫁は、結構歴史にもハマっていて、漫画でも歴史に絡む作品を読んでいるようだ。
聞いているもので言えば「大奥」「雪花の虎」とか。
歴史モンに、ちょっとした変化を入れると話が広がるんだなぁと。
「大奥」は、徳川家の代々将軍が女性だったという設定にすることで、新しい物語の読み方ができる。
いま、社会での女性の活躍も言われているけど「大奥」では、そもそも国家の主権者が女性なんだもんね。
「雪花の虎」てのは、上杉謙信が女性だったという設定。
でも、実際の記録の中に、もしかしたら…と、その可能性をうかがわせるような物事があったりするとかで、可能性は低いんだろうけど、そう考えるとまた興味深い。
そう、そのテレビを見ながら、昔の文書が残っていることに感心した我々だった。
嫁「すごいよね、こんなん残ってるって」
私「ほんまやなぁ。でも昔、紙媒体に勝るものなし、みたいに上司から聞いたことあるわ」
嫁「あ〜、なるほど〜、データって一瞬で消えることあるもんなぁ」
私「それを言うてたんやろうと思うわ」
嫁「あ、パソコンのデータ、アウトプットしとこ!」
私「アウトプット?」
嫁「アウトプット?」
私「プリントアウト?」
嫁「・・・」
私「バックアップじゃなくて?」
嫁「あ!それや!」
私「ははは」
嫁「うん!バックアップ!バックアップしとこ!」
ということで、歴史のテレビを見ながら、こまめなバックアップをしておくのが良いだろうという話になったのであった。