たまこ と ヨシオ の美術館

ちょっと前のこと、家の階段の手すりというか、要するに角のところでこめかみを打った…。

屈んで何かしてて、振り向きざまに、ゴツン。

こめかみから出血し、まるでボクシングの「偶然のバッティング」だったように、つつーッと血が流れたのである。

打ったとき、「痛ッ!!」と言ったのと同時に、一瞬なにか、きな臭い感覚があって「あ、打った」と思ったて、とっさにあてた手を見ると流血…。

少し離れたところから、

嫁「え!何?大丈夫!?」

との声。

赤いのん苦手なので、すぐティッシュをとりに行って、痛いところにあてて、何度か代えてしばらく様子見。

そのひとときの間に考えたこと、思っていたこと、

・けっこう赤いのん流れてるよな

・嫁が見たたらびっくりする?

・ズキズキする

・もしかして縫うとかあるくらい?

・今から車運転して大丈夫?

とかいろいろ…

そう、何を隠そう、その朝は、今から車で美術館に行き、本物の、ゴッホ、フェルメール、セザンヌ、モネ…といった人たちが描いた絵画を見に行く予定だった。

赤いティッシュは心配の元になるので、隠したい気持ちと、突如訪れた災いに、大丈夫よね?と自問自答しつつ、

私「階段の角で打ったわ…」

嫁「えー!!もうー…!!」

と、諸々あったものの、そない大したことがないことを自覚し出発。

ドトールでパンとコーヒーとを買って、なんやかんやと喋りながら、美術館へ向かったのである。

過去の私も嫁も、ちょっぴりびっくりしたかもしれんけど、デート?はやっぱり楽しい。

心配かけてごめんなさい。

このウチには、おっさんとおばはんしか住んでないはずやのに、美術館からの帰りに、コーナンに寄って、コーナーに取り付けるクッションを買っ帰り、すでに装着しました。

今回のは、心配かけてごめんね、と思うが、嫁は以前、階段から滑り落ちて、太ももの裏からお尻にかけて、まさに絵画のような創作をしたこともあったのだ。

2人とも、無事で何よりやな。

2021年の寿司初め

新年あけましておめでとさんでございます。

2日目やけど。

いわゆる冬季休暇ということで、まったくもって自分らのペースで生活している感じ。

もともと人からは、マイペースだと言われる我々夫婦ではあるけれど、それでも、我々なりには周りに気を使うこともあるんだぞ、と意見しておいて。

さぁ、新年が始まった。

2021年、令和3年。

年末年始と言っても、昨日から今日へ、今日から明日へ、と続いているのは日頃と変わらないんだが、こんなふうに1年区切りで見てみることで、自分らの気持ちを新たにするキッカケになるというのは、良いことなんだろうなぁと思う。

いちおう新年らしいことをと思い、くら寿司へ行った。

昼飯が3時頃になったんで、人も少ないだろうし、ということで。

なぜ寿司かというと、昨日も14時20分頃にショッピングモールで昼飯食うていこうかと、

嫁「お正月やしお寿司とかどう?」

私「お、ええな〜」

ということで店に向かった。

店員さん「いらっしゃいませー!」

私「2人です」

店員さん「ラストオーダーが14時30分なんですけどよろしいでしょうか」

私「え、あ、あと10分ですか…それキツいですね(笑)辞めときます」

店員さん「申し訳ありません」

と、10分で食べたいものを全て頼み切る自信がなかったので諦めることに。

その日はトンカツ屋さんで定食を食べたのだった。

で、今日。

私「昼どうする?」

嫁「あーどうしよー」

私「寿司どうやろ」

嫁「あ、いいなぁ」

私「ショッピングモールのとこはもうラストオーダーやで(笑)」

嫁「あそこにくら寿司あるやん」

私「お、そうしよう!」

と、寿司に決定。

まぁ久々の寿司で、テンションが上がってしまい、2人して食い過ぎたようで、私が「ふぅ…」を繰り返すので、嫁からは「ふぅふぅ言い過ぎ(笑)」とも言われた。

晩飯は、お互いに汁もの一品で充分だったくらいだ。

2人で48皿という会計。

ただ、大トロ、中トロといった皿2枚分のものもあったんで、ざっと38皿×2貫といったところか。

ところで、この日のくら寿司には、5皿ごとに自動の抽選のゲームが始まり、当たりが出ると景品が当たるようだった。

皿で48ということは、9回の抽選だったことになるが、そこで2回の当たりが出た。

その景品がこちら。

裏返して置くと、ばこん!と鳴って飛ぶおもちゃ。

全9種類?あるということだ。

今のところ、全部集めようとは思っていないが、しばらくは、何かのお守り?縁起のもの?として置いておこうと思う。

いやぁ、楽しい食事ができて、楽しかったなぁ。