嫁の感覚は、鋭いところがあると思う。
私がモワモワ…じゃなくて、何となくモヤモヤしてて話をしたときに、ふと嫁が言ったことが、すとんと私に入ってくることがちょくちょくある。
何か、形からじゃなく、彼女の持ち前の?感覚のところから出てくる?言葉とか雰囲気とかに、時々救われているところが、少なからずあるように思うのだ。
そんなことをまじまじと嫁に話したことはないと思うが、酔うたノリで?そんな感じのことを話していたときやったか、
私「あぁそういや、中学くらいのときから、ダウンタウンが面白いなぁと思ってた言うてたなぁ」
嫁「うん、なにこの人ら、オモロ!って」
私「要するに先見の明があるんやろうなぁ」
嫁「分からへんけど、面白いなぁと思ってたらどんどん有名になった」
私「それ、先見の明と言えるんちゃうん?」
嫁「それは分からんけど面白かったし…」
私「俺と結婚することにしたのも、そういう先見の明が働いたんやろうなぁ」
嫁「そうかも。最果ての地」
私「え、ちょっと待ちいな。『最果て』て、その言い方やったら次がないやないかい」
嫁「あはははは!」
私「『あはははは!』やないで…。俺との生活でも次の展開も見ようやぁ…」
嫁「あはははは!」
というやりとり。
嫁は、鋭いというか、裏表がないというか、天真爛漫というか、また、一緒にいて、楽しくもあり、もちろんギクシャクすることもあり、なんやかんやで、交際からすると30年ほど、やって来れているんですなぁと、ふと。
I’ll take you just the way you are〜♪ とかなんとか言うて。
嫁の「先見の明」が、吉と出るか大吉と出るかは、2人次第なのです、ということで。