年末年始連休の最終日の朝は、嫁と一緒に、川沿いをジョギングした。
私は、前日の晩にそこそこに飲み過ぎて、その朝は二日酔いの感じだったが、嫁が出かけるというので、いわゆる「オレも族」魂に火をつけ、えいや!と起きて出かけることにした。
運動においては自虐したがる自分なんだが、酒残りの状態がうまく機能したか、嫁とちょっど走るペースが合う感じになってよかったかもしれん…と解釈。
で、うちから、えっちらおっちらと小走りして、ときどき散歩もすることのある川沿いへ。
この川には、魚もいるし、カルガモ?とかサギ?とかがいる。
ただ、朝の川沿いは、もしかしたら初めてじゃないかと思う。
見ていると、結構たくさんのカルガモ?がいるではないか。
しかも、冬の寒い朝というのに、川の中に、まんまるくなって浸かっている。
寒いんやったら、陸に上がりゃええのに…
なんの気無しにカルガモ?に
私「さむないん?」
と、声をかけてみた。
嫁「ははは」
と、嫁は笑ったと思う。
私に声をかけられたカルガモ達の中に、いちばん近く(2メートルくらい?)にいたやつが、キョロキョロとした。
「へぇ〜俺の声も聞こえるもんやなぁ…」と思いつつジョギングを続けた。
粛々と川沿いを下って、折り返し、こんなもんかと帰宅し、風呂に入りさっぱり、1日の始まりである。
その日の晩だったろうか、
嫁「朝走ってるとき、鳥に『寒くないん?』て聞いてたの面白かった」
私「あぁ、寒そうに丸まってるんやったら、水から上がったらええのに…と思うて」
何やら、面白かったようで良かった。
二日酔いで、しかも起き抜けに出かけたんで、まだ、酔っ払い&寝ぼけ状態だったことが、カルガモへの声かけに繋がったんやろうか。
で、驚くなかれ、それ以来、嫁は朝のジョギングを今のところ続けているようだ。
自分で「いつまで続くんやろ〜(笑)」と言っているが、動ける体は動かしておくのは、心身にとってええことやなぁと、改めて思う。