夫婦 飲み会・夫婦 コンパ

うちの夫婦は、どちらも酒飲みだ。

と言っても、どちらもとくに酒に強いというわけではなく、飲むのが好き、飲み会の雰囲気が好き、という感じだろうと思う。

最近は、大勢で外で飲むことはめっきり少なくなったが、家ではほぼ毎日晩酌をしている。

(ときには、仕事やなんやかんやで、私の機嫌があまり良くないときもあったりして、そんなときは申し訳ない・・・)

それでも、外飲みをするという話になると、わりとテンションが上がる。

何かの記念日や、小さな目標を達成した、というときには、外飲みの計画が出る。

そのときには、「飲み会しよう」「コンパやる?」といった言い方をする。

夫婦2人の「飲み会」 1対1、相手が嫁の「コンパ」 そして、その「飲み会」「コンパ」の帰り道では、「また飲み会 誘ってな」「次のコンパも呼んでな」と言いつつ帰宅。

始めのころは、こういう言い方を面白がっていたようなところがあったかもしれないが、最近は、普通の公用語のようになりつつあり、見る人によると少々「イタイ」夫婦かもしれない。

私は会社員20年生を過ぎているが、職場ではどちらかというと、すました態度をとっているところがあるので、一歩引いて「飲み会」「コンパ」なんて嫁はんと言い合っていることを対比させていると・・・かなり恥ずかしい。

匿名だから書けるのかな?

猛禽類

 

嫁は昔から漫画が好きで、今でもちょくちょく読んでいるようだ。

そして、笑ってもうた、泣いてもうた、感動した、などの話をする。

ときには、ここ読んで!と漫画を持ってくる。

私はどちらかというと、あんまり漫画は読まず、小説とかエッセイ、自己啓発本や、関心のある深層心理学の本などを読むことが多い。

読んだ漫画を思い返してみると、キン肉マン、北斗の拳、タッチ、ろくでなしBLUES、あしたのジョー、といったところか。

嫁に教えられた漫画は「ガラスの仮面」「大奥」「雪花の虎」など、女性向けのものから、最近は「ナニワ金融道」「カバチタレ」「ウシジマくん」などの金融関係がテーマのものも好んで読んでいるようだ。(「ウシジマくん」は読んだ後にゲンナリしてしまい、あまり好みではなかったようだが…)

そんな中に、ハゲタカ?と言うのもあったように思ったが、これは後から聞いて分かったのだが、漫画ではなくて、小説がドラマ化されて流行ったやつみたいだ。

私は初め間違えて「ハゲワシ」と言ったようで、そこでひと笑いあったのだが、金融でハゲタカというのだから、いろいろ闇の世界のことが描かれているんだろうなと想像していた。

この作品は、読まされたことはないが、ふと「そういや動物のハゲタカってどんなんやったかな」という話になって、2人して絵を描いてみようということになった。

ささっと描いた絵がこちら。

左側が嫁の作品だ。

「ハゲタカ」あるいは「ハゲワシ」と特定するのは極めて困難ではあるが「鳥」という大きな括りには入っているのは分かる。

目の部分が、キリッとしているのは、猛禽類であることを表現したかったのだろうと思う。

もちろん、私のハゲワシも、誰が見てもハゲタカやハゲワシだと分かるかというと、疑わしいところもあるが、少なくとも、鳥の中のある種類に特定しようとしている意図は伝わるのではないでしょうか。

この絵から汲みとれることは、我が嫁の、考え方が大きさ、物の見方の広さ、強いては、恰幅の良さが表れているのだろうか。

先の記事で、夫婦の会話について書いていたが、うちでいうと、こういうのも夫婦の会話のひとつとして勘定するものです。

ちなみに、「ハゲタカ」を漫画の作品だと勘違いしたのは、鳥つながりで、「クロサギ」という漫画があったからだろうと思う。

夫婦の会話

夫婦の会話、という話がある。

以前、嫁が高校時代からの友達と飲みに行ったときに、夫婦の会話があるとかないとかいう話題になったらしい。

その友達から、旦那との会話がない、あなたはどんな話してる?ということを聞かれ、我が嫁は少々困ったというのである。

理由は、我々夫婦間で交わされている会話のほとんどが、至極しょうもないことだから、ということだ。 お互いに思い起こしてみても、普段何を話しているかさえ思い出せない。

・・・うん、本当に思い出せない。

きっと内容が薄すぎるせいだろうと思う。

夜はだいたい晩酌をするが、調子に乗って飲み過ぎたりすると、さらに記憶が薄れる。

笑ったことは思い出せるが、何がおかしかったのかは忘れている。

そもそも、我々夫婦間の会話があるともないとも、そういうこと自体を意識したことがないよなぁと。

ちなみに、嫁は、私がする話を「99%がしょうもないこと」と評している。

しかし、裏を返せば、1%はしょうもなくないことを話しているということであり、私の話の価値はゼロではないということになる。

友達の聞きたかったことはなんだろうと考えてみると、たとえば、今日一日どう過ごしたかとか、読んだ本の話とか、趣味の話とか、そういうことだろうか。

とはいえ、何年も一緒に暮らしていると、だいたい相手のやっていることを知っていることが多くなるので、取り立てて話をするようなことがない、というのも事実だろう。

我々夫婦は、会話がある方なのかなとも思うが、何を話しているかという質問は、どうにも答えにくいというか「分からない」という返事になってしまう感じだ。

よく会話をするご夫婦は、どんな話をされているのだろう。

聞かれて答えられるような、中身のある話をされているのであれば、嫁の友達に教えてあげて欲しい。

なにせ我々夫婦は、会話があると言っても、そのうち99%がしょうもない内容ということだし、何を話しているか分からないのだから・・・

嫁ブログを始めるにあたって

令和元年である2019年、結婚して19年、夫婦2人暮らし。

夫である私は現在40代半ば(2019年、令和元年 現在)、おっちゃんになったなぁ。

先日ふとテレビをつけたときに「メッセンジャーの○○は大丈夫なのか」という番組で、何組かの芸人夫婦が出演していて、お互いのことを話している回があり、改めて夫婦って面白いなぁと思った。

それが動機になったのかどうか分からないが、何となく、嫁のことをブログに書いてみようと思い至った。

プラン9のヤナギブソンじゃないが、まさに「誰が知りたいねん!」というやつだ。

嫁との付き合いは、高校生のときからで、嫁が3年生、私が2年生のときに付き合い始め、9年ほどの交際、1年ほど文化住宅で同棲したあとに結婚。

子供がいないということもあるかもしれないが、2人ともずっと相変わらずな感じで、良く言えば友達のよう、悪く言えば成長していない、というような感じだろうかと思う。

私も嫁も、人から、夫婦仲がいいと言われることがちょくちょくある。

そう言われることは、悪い気はしないものの、自分たちとしてはごく普通の夫婦だと思っているし、もしかすると、無意識のうちにノロケ話でもしているんではないか、と思うとちょっと恥ずかしくも思う。

若いカップルなら、自分の彼女、彼氏を自慢したいとか、幸せアピールしたい、ということもあるかもしれないが、私にはそういう意図は全くない。

40代半ばということで、人生の折り返し地点とも言える時期。

離婚の申し出をされなければ、これから先も嫁との付き合いは死ぬまで続くはず?

だからこそ、嘘は無しにして、もし嫁が見る事があっても「ほんまのことやん」と言えるように。

未来の我々夫婦にとって「そんなこともあったかなぁ」と話のネタになればいいし、読まれる方がいたら「そういうこともあるある」とか「それはうちでも使えるかも」とか「アホな夫婦…」とかで、ご夫婦の話のネタにでも…ならんか…。

まぁともかく書き綴ってみようと思います。