「ちはやふる」の映画を観た。
漫画好きの嫁からその作品のことは聞いていたんだが、ちょっと前に「映画化されてるやつ借りようと思うねんけど一緒に観ぃひん?」と。
どんな映画でも、観た後になんやかんやと感想を言い合うのは好きなんで、楽しみにしていた。
話によると、まだ漫画の方も完結していないらしく、映画の方はどうやってまとめるんやろうということも感心の1つの模様。
DVDが届いた。
上の句、下の句、結び、と3部作。
結論から言うと、なかなか面白かった。
だいたい、漫画や小説なんかの原作を映画化した作品って、しょうもなくなることがほとんどの印象があるが、これはなかなか出来がいいんでないかと。
嫁も良かったとは言っていたが、さすがに漫画の方は時間制限がないので、描写がより丁寧というか、たくさんのことを描けるので「あのシーンがなかったな〜」「あそこは大事なんやけどな〜」と、思うところはいろいろあるようだ。
でも、概して、嫁としても映画化には成功しているという感想なんじゃないかと、肯定的な感想だったように思う。
晩酌しながら観たわけだが、思わず涙してしまったシーンがいくつかあった。
ふと嫁を見ると、嫁も涙。
結構、映画を観ながらハマるところが近い感じは以前からある気がする。
私は、上の句では、作中の「机くん」。
書くとネタバレみたいになるのでやめとこうと思うが。
嫁曰く「ちはやふる」の女性読者の中では、綿谷新(わたやあらた)派と真島太一(ましまたいち)派があるそうな。
嫁は、どちらかというと、新(あらた)派だと言っていたか。
私は何派なんだろうね。