帰宅電車にて 191129

前にも書いたかもしれないが、以前に読んだ自己啓発本だったか、その中で、離婚に関する専門家という、確かアメリカ人の人の話が出てきた。

その人曰く「夫婦は向き合うべき、と言うのは間違っていて、向き合うと必ず言い合いになる」と。

じゃあどうすればいいのかというと「夫婦は同じ方向を向いて歩んでいく」ことが大事なのだと。

改めて、なるほどなぁと思う。

夫婦と言えども、親子と言えども、それぞれ違う人格を持った1人の人であって、仲良くやれるときも、衝突することもあって当然だと思う。

そういうときは、自分たちの人生の目標?目的?を、改めて考えてみる、ということは、有益なことのように思う。

同じ趣味を持つといい、とかも言われるが、それも、良い場合と良くない場合があるかもしれない。

確か、知り合いの夫婦は、バイク好きの集まりで知り合って結婚、結婚後もちょくちょく2人でツーリングに出かけるとか言っていた。

それなんかはいいケースなんだろうな。

良くないケースといえば、なんやろ…

例えば、お互い絵を描くのが好きだったとして、それぞれ描いた絵を見せ合い、建設的な意見、感想を言い合えれば良いのだが、ネガティヴな批評をしだすと、良いはずの共通の趣味が、喧嘩のもとになったりということも考えられるし。

お互いの接し方次第なんだろうと思う。

でも、同じ方向を向いて歩んでいく、というのは、確かうまい表現な気がするのだ。

趣味のようなものも良いけれど、人生どうありたい?みたいなことは、一度は話し合っても良いように思う。

嫁ならたぶん「いつも楽しく過ごしたい」という感じのことを言いそうだ。

私も同感。

さてそのためには…ということをお互い率直に話し合えればいいよねぇ。

私ら夫婦で毎月の月初にやっているミーティングは、そういうものであるのだけど。

何を書こうと思っていたのか忘れてしまったが、ふとそんなことを考えていた、帰宅電車の中だったのです。

お酒との付き合い方?

ほぼ毎日の晩酌で、調子よく飲んだとき、言い換えると、少々飲みすぎになったときなどは、先にダウンしそうな方が先に寝室へ向かう。

ダウン!と言っても、飲み過ぎて気持ち悪くなるような、大勢で飲むときのような飲み方は、晩酌ではしないので、ここで言うダウンは、眠さがピークに来る状態のことだ。

そうそう、我々夫婦はお互い、大勢の飲み会なんかでは、楽しいノリになったときなど、自身はそれほど酒に強い方でもないのに、猛者たちのペースで飲んだりなんかして、帰りに厳しくなることも少なくなかった。

もちろんそれは、気の許せる友達だからなのだが、私だと、終電前のホームから顔を出して「そそう」をしたこともあったし、嫁は、終電の中で同様のことが起こりそうになり、次の駅で仕方なく下車、広場で休憩、タクシーよりもラブホに泊まった方が安い、ということで30分くらいは歩いてなんとか見つけ、セーフ!ということもあった。

ああいうのは、酒の光と陰やなぁ…

アラフィフの我々に話を戻して、晩酌でちょっと飲み過ぎたか、睡眠欲が勝ってきたときには「あかん…お先…」ということで、どちらかが先に寝室へ行く。

調子のいい方、まだいろいろ考えたい方、しっとりしていたい方は、引き続き、居間で。

そうなると、落ちた方はもう分からない。

先日は、私が先に寝た。

そして、朝、目覚ましで起きて横を見ると誰もいない。

「あらま、コタツで落ちたな…」

と、居間に行ってみると、電気もつけたまま、酒のコップも置いたままコタツに潜っている嫁を確認。

顔を触ると、

「ん…」

と言うので無事を確認、ということがあった。

その何日後か何週間後か、また私が先に寝たときは、朝起きて横を見ると、そこにはスヤスヤ眠る嫁。

目覚ましを消してしばらく「嫁やなぁ」と眺めていたが、私も2度寝してしまい、気づいたら出かける時間ギリギリ。

急いで着替えて準備して、もう一度…と嫁を触りに行くと、浅く起きて握手を求められ、しばらく握手。

マジで間に合わん!と後ろ髪(無いけど)引かれる思いで私は走る…

酒のせいでバタバタして良くないのか、酒のお陰で嫁をまじまじと眺めることができるのか。

酒、晩酌とは良薬口に苦し、といったところか。

プリマハムとよしもと

懸賞マニアではないが、いつも買っている食料品などで、キャンペーンのお知らせなどがあると、ついつい応募してしまう私。

そして、それを見て面白がる嫁、であるが、以前書いたように、プリマハムのウィンナーのバーコードを集めて応募するキャンペーンで、お笑いイベントが当たる、というやつに応募して、見事当選。

過去の記事 「そら来た!」

そのイベント行ってきた。

応募する時に、プリマハムの商品詰め合わせか、そのイベントの招待券にするか、若干迷ったが、商品は欲しい時にスーパーで買えばいいが、そのイベントでの芸人さんは、そのときしか見れない、という判断で、イベント招待券に応募したわけだ。

嫁はもともとお笑い好きだということは、大いに影響があるし、2人して楽しいかな〜と思ったということだ。

そして行ってきました。

会社早めに切り上げて、嫁と久々に外で待ち合わせ。

「着いたら電話して」

ぷるぷるぷる〜

「東口の改札の前におるで」

「見えた〜」

とおち合う。

腹ごしらえをして、会場の場所を確認し、

ドトールでおちゃ。

ぼつぼつ行こかと。

若手ありぃの、ベテランあリぃの、やっぱ、ラヴやなぁと感じた。

「ティーアップ」久々に見たけど、面白かった。

嫁が「あの子らのびそう」というコンビもいた。

私は名前を覚えていなかったので、嫁に「なんちゅうコンビ名やった?」聞くと、

「マユリカ」

とのことだ。

いや、ほんまね、頑張ろうと思うよ。

芸人さんは芸人さんやと思うよ。

わーきゃーもあっていいし、いろいろあって成り立ってるなぁと思うなぁ。

お笑いもライヴ、嫁とのデートもライヴ、みんなライヴなのよね。

と晩酌しながら思ったのです。

こめかみをめぐる攻防

私はよく嫁に頬ずりのようなことをする。

嫁という対象を、触覚、嗅覚、またその空気感を感覚的に捉えることができる感じがして好きなのである。

もともとどういうふうにしていたか分からなくなってしまっているが、今の形態は、正確に言うと頬ずりとは違っている。

自分のこめかみを、嫁のこめかみにくっつける、というやり方だ。

嫁が、本を読んでいるとき、メモ書きをしているとき、テレビを見ているとき、台所に立っているとき、寝ているとき・・・あらゆる場面で、狙う。

「また来たぁ!」
「やられた!」
「狙われてる…!」

などと言う。

だが、その頻度が多いこともあってか、くっついて行っても反応せず、本を読んでいるときであれば、何事も起こっていないように、本を読み続ける、というようなこともよくある。

台所に立っているときなどは、作業で動かないといけないわけだが、私がこめかみをくっつけている方へも、まるで何もないかのごとく、ぐいっと押し返してくる。

とても邪魔だろうと思うのだが、その押し返される感覚も私にとっては好物なのだ。

ただ、当たり前だが、時にはうっとおしいこともあるようで、顔を近づけると、顔を背けたり、避けたりすることもあるし、押し返してきて、あっち行けというのを示すこともある。

ちょっと前になるが、こめかみへくっついてくる私の対処方法で、別の方法を編み出したことがあった。

いつものように近寄っていくと「来る…!」と察知した嫁は、こめかみに手を当て「こめガーード!」と言った。

私 「(笑)なんて?」

嫁 「こめガード…」

私 「こめかみをガードするってこと?」

嫁 「うん」

私 「こめかみガードじゃないと分かりにくくない?」

嫁 「…」

私 「でもそれ、ずっとしとかなアカンから大変やな」

と、嫁は「こめガード」をしたままそんなやりとりをした。

しばらくして、嫁が「こめガード」を外した瞬間、

私 「『こめガード』破れたり!」

嫁 「あーやられたー!」

・・・。

その防御も万全ではなく、私によって1日にして攻略されてしまったのである。

信用第一第一ってか

私と同じように嫁も年齢を重ねているんだなぁと、嫁の誕生日を迎えたあと、改めて思った。

我々が結婚した年に生まれた姪っ子の1人はもう女子大生、もう少ししたら一緒に酒でも飲めるくらいなんだから、そりゃそうよなぁ。

ところで、嫁が誕生日の日に、じーんときた、という事を言ったのがキッカケになったんだと思うのだが、槇原敬之さんの歌を久々に聞いた。

というのは、嫁と付き合ってほどない頃の私の誕生日に、槇原さんの「どんなときも。」のシングルCDをプレゼントしてくれた、ということがあって、久々に聞いてみようと思ったのだ。

そういや、それだけではなく、ケーキまで焼いて私の家を訪ねて来てくれたのだった。

当時はスマホなんてないし、携帯電話、ガラケーさえない、ポケベルってあったと思うが、我々は持ってなかったし、私の家を知らないはずの嫁は、地図で調べたんだろうと思う。

今、同じようなことをしてくれるとは考えられない!

暑い、寒い、遠い、しんどい、のどれかだろう。

これを書きながら嫁に聞くと「そのとおり!」と言った。

話を戻そう。

槇原敬之さんの歌で「NG」というタイトルのものがあり、その歌詞の一部に、

二人で暮した日々よりも
誰かの噂を信じた
僕になぜうつむいたままで
言い返せなかったの

というところがある。

それが流れたときにふと、私が「そらアカンわなぁ…」とつぶやいたようで、

嫁 「なんか、ぼやき漫才みたいやで(笑)」

と。

私 「そういうことは本人にちゃんと確認せにゃアカンやろ」

嫁 「まぁそうかもね」

私 「例えばやで、もし俺に疑わしい噂があったらアンタはたぶん直接聞くやろ?」

嫁 「うん」

私 「ほんで『何もないで』と言うたら?」

嫁 「『そうやんな〜!』って言うと思う」

私 「そんな素直に信じられたら、もし何か後ろめたいことがあったとしたら、俺、後々めっちゃキツなるなぁ(笑)」

嫁は基本的に、無条件に近いくらいで私を信用してくれていると感じるので、嘘をつくと、こちらの良心が痛むわけだ。

そのくらいの良心はあるつもりだ。

あー、嫁には正直であろうと、改めて思った私だった。