ふと「雑」の反対語、対義語が何かと調べたら、ネットの辞書では「純」「整」などと出てきた。
漢字ってひと文字でいろんな意味があるから、もとの字がどういう意味で使われるかによって、反対語も変わってくるんだろうな。
私がいま知りたかったのは、どちらかというと、「雑」に対する「整」に近いか。
「雑」という漢字を置き換える言葉を調べると、こんなのが出てきた。
「質が低い」という観点からは、粗末、ひどい出来、C級。
対応などに欠けている部分があるという点からは、いいかげん、ぞんざい、テキトー。
「洗練度が低い」という観点では、未熟、大ざっぱ、大まか、大味。
とか。
ぱっと二者択一で対比するなら、
嫁 ⇒ 「雑」
私 ⇒ 「整」
という構図になるのではないか。
我々を知っている人、嫁のことを知っている人は、「あはは!そうかも〜!」となると思うが、嫁を見たことあるというくらいの人は「へ〜!意外〜!」という感じになるのではないだろうか。
良いとか悪いとか言うことではないが、嫁は、親をして「イノシシ」と評される気質を持っているようだ。
私は会社員として20年くらいを過ごしているが、嫁は、数多くのバイトをやったり、フランチャイズをやったりしてきた。
また、学生時代は、何ヶ所か海外へも出て、ある国では犬に噛まれて、狂犬病の恐れがあるとか言うので、その国で注射を受けたり、帰国してから、日本の病院で分からん注射受けたらダメだと注意されたり。
イノシシの例えが言い得て妙だなと思うのは、嫁は「ウリ坊」の一面も持っていると感じるからだ。
以前、JAFのパンフレットの表紙がウリ坊だったときに、確か記事の中に「イノシシの子どもが川に浸かってしまっていて冷えて?動けなくったっていたのを地面に上げてあげると、安心したのか眠ってしまいました」とかいうのがあったと思うが、それを読んで私は「あんなみたいや」と言って笑った覚えがある。
こうやって書きながら考えていると、嫁に対して「雑」という言い方は少し違うかなぁとも思えてきた。
大ざっぱ、大味、という方がいいのかもしれない。
・・・う~ん、それも違うか・・・。
私がかなりいいかげんで、嫁が断然計画性があるところもあるし、ジャンルによってもいろいろだしなぁ。
あぁ・・・相対的に考えるなら、嫁に比べると逆に私が「細かい」「ちまちましている」「優柔不断」「小さい」などと表現する方がしっくりくるように思えてきた・・・
嫁のことを「雑」、対比して自分のことを「整」として、記事を書こうと思って書き始めたんだが、そう画一的に言えるようなものではないな・・・
しかも書きながら、嫁って「雑」という文字はあんまり当てはまらんなぁと思えてきた。
何だそりゃ。