乾燥に潤いを

どうも最近、私たち夫婦共々、お肌が乾燥気味、冬になると顕著にそうなっているように思う。

季節と年齢が我々に試練を与えているか…

ここ数年、私は冬になると、ふくらはぎがかゆくなって、ぼりぼりやっていたのだが、あるとき嫁が、小林製薬のラナケインを買ってきてくれた。

たまに思い出したように塗っていたのだが、そのお陰なのかどうか、そう言えば今年になってからは、ほとんど掻いていない気がする。

嫁の方はと言えば、ここのところ唇が乾燥するようで、外出の時もリップクリームを持ち歩いていて、しょっちゅう塗っている。

私が「キスで治したろか?」と言うと「いいわ」「悪化するわ」という返事だった(泣)。

ところでこの冬の私は、ふくらはぎはどうもないのやが、手の甲がカサカサになっている感じがあるようだ。

いつも自分の手を眺めたり、お手入れしているわけやないんで、気づくキッカケはそうそうないはずだが、あるとき外から帰ってお湯で手を洗うとしみることがあって「ん?結構荒れてるなぁ」と思った。

それでも、大して気にしていなかったところ、たまたま嫁が私の手を握ることがあったかで、

嫁 「あ、カサカサやん」

私 「せやろ? 今年はふくらはぎはどうもないんやが」

嫁 「保湿やわ保湿」

私 「潤いがなぁ…そのうち粉吹くで(笑)」

嫁もそう感じたということで、やっぱりカサカサなんだろう。

数日前の晩酌で、私は眠さ限界となり先に布団に入ったのだが、その翌日の晩酌(って晩酌ばっかりやが…)で、

嫁 「手、どう?」

私 「うん、今日はちょっとマシかな」

嫁 「昨夜寝てるときに手にクリーム塗ってんで」

私 「あ…」

嫁 「『う〜ん…』て感じやったし覚えてないんちゃう?」

私 「あー、いや、そうや、今日の昼に、クリーム塗ってくれてたのが記憶に出てきて、礼を言おうと思ったんやが、忘れてたわ…」

嫁 「ははは、ちょっと意識あってんなぁ」

私 「やけど、寝ぼけてたのは間違いないから、記憶の深いところで覚えてた感じか」

寝ぼけてるときの記憶も面白いもんだなと思う。

そういえば、寝てるときに見る夢もそうや、起きてすぐには覚えてるけど、昼になったら、どんな夢見たか、夢見たことさえ思い出せんことも結構ある。

それはええとして、寝てるワシにハンドクリーム塗ってくれた嫁はん、ありがとさん。