「未読スルー」も いとおかし

嫁からLINEが入ってると嬉しい。

そう感じる旦那、あるいは嫁、どれくらいいるんだろうか。

新婚さんだったらまだしも、結婚して20年くらい経っている夫婦、しかも私らときたら、結婚前に9年交際していたし、最後の1年は同棲していたので、正味でいけば30年ほど付き合っていることになる。

それを考えるとと、相方からLINEやらメールが来たからって喜ぶ人、ぐんと減るのではないか。

我ながら、アホやなぁ、結構なことやなぁ、なんて思う。

以前にも書いたような気がするが、嫁は、LINEとかの応答が基本的に遅い方だと思う。

私が嫁に対してよく言うのだが「未読スルー」が多い。

とは言っても、一般的に言うと、私も結構なマイペースだと言われるので、そんなにこまめに人とやりとりするわけじゃないが、私以上に嫁はこの点マメじゃないように思う。

だいたい私がメールなりLINEを入れても、すぐに返ってくることは稀だ。

そう言えば、私が朝に送ったLINEに対して、夕方に返信があることもよくある。

その用事は、とりあえず嫁から教えてもらわずとも何とかなってすでに終えていたのだが、夕方に「こうしたらええよ〜」と連絡が入るなど。

別に文句ではないし、はよ返してくれよと思っているわけではない。

急ぎだったら電話するし。

ああ、でも、急ぎじゃなくても電話するときがあるな、声が聞きたかった、ということで…。

むしろ「未読スルー」を面白がっているようなところもある。

うーむ、なんの話か分からんが、やっぱり結構なことですなぁという感じだな…。

PayPayリベンジ

クレジットカード以外には、キャッシュレス決済に馴染みのない私だが、嫁はちょくちょく利用しているようだ、

以前、PayPayの残高がかなり貯まっているとのことで、よくビールなどをまとめ買いするリカーショップに出向き、好きなものをどんどんカゴに入れてレジへ行ったところ、僅かに残高不足…となり、ポイント?を利用できなかったことがあった。

過去の記事 「私たちのPayPay

そして先週の日曜日、PayPayリベンジ。

1万円ほどがあるということで、その額に収まるように考えながら品定め。

ビール350ml×24本の箱ひとつ、炭酸水500ml×24本の箱ひとつ、そして、嫁が迷ったあげく、通常サイズではなく、業務用サイズのレモンサワーの素、これらで締め切ってレジへ。

レジから少し離れたところで嫁はスマホの画面を確認している。

嫁 「ちょっと待ってよ〜段取りしてるから」

私 「今回は残高足りるよな(笑)」

嫁 「…と、これで行けるはず!」

私 「いざ!」

店員さん「いらっしゃいませ、お支払いは?」

嫁 「PayPayでお願いします」

・・・はたして・・・

今回はイケました。

貯まったポイントだから、キャッシュレスだから、と言っても予算があるわけで、必要なもの(…?)を必要な分だけ、予算に応じて購入する、ということの大切さを学んだ2人であった。

私 「今回はポイントで買えたな〜」

嫁 「出来た出来た!うちら成長したなぁ!」

私 「ポイントで買えるのって得した気分になるな〜」

嫁 「うん、おっちゃん、おばちゃんなっても成長できるねんなぁ♪」

と、帰路につきながら、2人の成長をお互いにたたえ合い、その日の乾杯へ。

人間いくつになっても成長できる、ということを証明できた日であった。

バレンタインデー 2020

今日はバレンタインデーだったんだな。

今朝は新幹線で出張して、夕方そのまま直帰させてもらうことにして、いつもより早めに帰宅。

嫁は、徒歩ではちょっと遠いかな?というくらいのところへ外出しているというので、車でそこへ出向くことに。

待ち合わせ場所に着くと嫁の姿あり。

何か手提げの袋を持っている。

嫁がニコニコしつつ車のドアを開け、

嫁 「はい!バレンタイン〜」

私 「そうか、ありがとう」

嫁 「なんか自分が食べたいもんも選んでたらいっぱいになっちゃった」

私 「ははは、ええがな」

嫁 「コーヒーも買ってくるし食べながらドライブでも」

私 「ほな、そうしよか」

嫁 「じゃ買ってくる!」

と、小走りにコンビニへ向かった。

バレンタインデーに絡めて書いているが、そういう日でなくても、なんやろ、この普通の暮らしの中のひとコマというか、何でもないことやねんけど、ほっこりするというか。

「幸せ」というとえらく大げさな感じがするが、(ミルクボーイじゃないけど)こんなんなんぼあってもええからね、という感じがしたのである。

乾燥に潤いを

どうも最近、私たち夫婦共々、お肌が乾燥気味、冬になると顕著にそうなっているように思う。

季節と年齢が我々に試練を与えているか…

ここ数年、私は冬になると、ふくらはぎがかゆくなって、ぼりぼりやっていたのだが、あるとき嫁が、小林製薬のラナケインを買ってきてくれた。

たまに思い出したように塗っていたのだが、そのお陰なのかどうか、そう言えば今年になってからは、ほとんど掻いていない気がする。

嫁の方はと言えば、ここのところ唇が乾燥するようで、外出の時もリップクリームを持ち歩いていて、しょっちゅう塗っている。

私が「キスで治したろか?」と言うと「いいわ」「悪化するわ」という返事だった(泣)。

ところでこの冬の私は、ふくらはぎはどうもないのやが、手の甲がカサカサになっている感じがあるようだ。

いつも自分の手を眺めたり、お手入れしているわけやないんで、気づくキッカケはそうそうないはずだが、あるとき外から帰ってお湯で手を洗うとしみることがあって「ん?結構荒れてるなぁ」と思った。

それでも、大して気にしていなかったところ、たまたま嫁が私の手を握ることがあったかで、

嫁 「あ、カサカサやん」

私 「せやろ? 今年はふくらはぎはどうもないんやが」

嫁 「保湿やわ保湿」

私 「潤いがなぁ…そのうち粉吹くで(笑)」

嫁もそう感じたということで、やっぱりカサカサなんだろう。

数日前の晩酌で、私は眠さ限界となり先に布団に入ったのだが、その翌日の晩酌(って晩酌ばっかりやが…)で、

嫁 「手、どう?」

私 「うん、今日はちょっとマシかな」

嫁 「昨夜寝てるときに手にクリーム塗ってんで」

私 「あ…」

嫁 「『う〜ん…』て感じやったし覚えてないんちゃう?」

私 「あー、いや、そうや、今日の昼に、クリーム塗ってくれてたのが記憶に出てきて、礼を言おうと思ったんやが、忘れてたわ…」

嫁 「ははは、ちょっと意識あってんなぁ」

私 「やけど、寝ぼけてたのは間違いないから、記憶の深いところで覚えてた感じか」

寝ぼけてるときの記憶も面白いもんだなと思う。

そういえば、寝てるときに見る夢もそうや、起きてすぐには覚えてるけど、昼になったら、どんな夢見たか、夢見たことさえ思い出せんことも結構ある。

それはええとして、寝てるワシにハンドクリーム塗ってくれた嫁はん、ありがとさん。

おても

我々のお気に入りのショッピングモールには、コメダ珈琲が入っている。

その他、飲食店のチェーン店では、タリーズコーヒー、いきなり!ステーキ、サイゼリア、ロッテリア、丸亀製麺、ラーメンでは、魁力屋、一風堂、まこと屋など、各地域のショッピングモールと同様に、いろんな店がある。

だいたい、入る店は決まってくるんやが、いろいろある、というのはやっぱりいいよなぁと思う。

最近、ちょっと考えごとしたり、メモしたり、本を読んだりするのに、コメダ珈琲でお世話になることも出てきた。

あんまり混んでたり、順番待ちができたりするとゆっくりしにくいんだが、出来るだけ、混む時間を避けると、かなりゆっくり出来る空間になっているので、ここは使えるなぁと思ってきた。

先日は、嫁と2人でそれぞれのやりたいことやりつつ結構長居して、お互いに区切りのいいところで店を出た。

嫁 「なんか暑いわぁ」

私 「コメダは暖房強めなんかな?」

嫁 「あー1人で来たときも暑かった気がする」

私 「じゃあそうなんかも知れんな」

嫁 「あぁ顔が暑いわー」

私 「冷えのぼせみたいになっとるんかな?」

嫁 「顔が真っ赤やー」

私 「我が顔か赤いかどうかは見えんし分からんやろうが」

嫁 「うー顔赤いわー」

私 「どっちか言うたら『顔が暑い』と違うか?」

嫁 「あなたもほっぺたちょっと赤いで」

私 「言われてみたら顔暑い感じもするなぁ」

嫁 「あー顔真っ赤やー」

私 「あーよう見たらほっぺただけ赤いかも。おても、や、おても」

嫁 「おてもやん…」

私 「おてもやん、ってほっぺた赤かったっけ?」

嫁 「おても…」

私 「『おても』…て(笑)」

嫁 「おても…おてもやん…」

・・・

なんの話かどうでもええのやが、ちょっと調べてみると「おてもやん」の「やん」は、敬称の「さん」「ちゃん」のことらしいので、呼び捨てにするなら、「おても」「ても」となるらしい。

私が嫁のほっぺた赤いのに対して「『おても』や」と言ったのは、たまたま間違いではなかったようだ。

ちなみに「おてもやん」は熊本の民謡の歌詞に登場する女性だそうです。