どういう流れでそんな話になったのか、何しろ酔っ払って喋っていたこともあるんで、はっきり覚えていないが、
嫁 「ヨシって、その話知らんのに『あーなんか聞いたことあるかも〜』ていう時ある」
私 「あー確かに言うなぁ」
嫁 「そんときいつも、あ〜知らんねやろうなって思ってるけど」
私 「あらま、バレてるわけや…」
嫁 「でも、あたし的には知らんのやったら知らんと言うて欲しい」
確かに私はそのフレーズをよく使うと、身に覚えがある。
嫁にも使っているという認識はあんまりなかったが、外ではよく使っているはずだ。
嫁 「あたしは知らんかったら知らんっていうから」
私 「アンタはそうやな」
嫁 「なんでなんやろ?」
私 「会社とか外ではかなりよく使ってると思うわ。便利やねん。話の腰を折らんし、そのまま流れていくやろ」
嫁 「そんなんアタシに使わんでええやん」
私 「うん、確かにな…」
ほんまやな…と思った。
嫁 「アタシは、知ってるか知らんかを聞きたいから、知らんねやったら知らんというて欲しいねん」
私 「まぁそうやわな」
嫁 「別にやめて欲しいってほどじゃないけど、それ言うてたら『あ〜知らんねんなぁ』て思ってる」
私 「うん」
嫁 「別に同調してくれんでいいねん」
私 「はい…」
改めて、嫁の方が筋が通ってて、嫁の意見に沿った方が、夫婦関係がより良いようになりそうなので、意識してみようと思う。
口癖みたいなもんって、ついつい出てまうかもしれんが、私が「あ〜なんか知ってるような…」と言い出したら、ビンタでもして教えてもらおうか。
いや、嫁の辞書にそういう行動はなさそうなので、とりあえず、私が気をつけてみようと思う。
結構いいこと気づかせてもらったんじゃないかと思いまして…。