私らの放電

朝晩めっきり寒くなってきましたが。

とくに冬場は、風呂に入って湯舟に浸かれるというのは、幸せのひとつと言えると思う。

冷えた体で入ると、初めは熱く感じる。

嫁曰く「チリチリする」ということらしいが、だんだんと慣れてきて「ふぅ〜」と、体が温もる感じはいいもんだ。

ところで、脱衣所で風呂に入るところだった嫁は、「寒い寒い!」と言いながらセーターを脱いで、急いで風呂場に入ろうとしているところに、先に入った私もいた。

バタバタしている嫁を見て「愛おしいやっちゃなぁ」と頭を触ろうと手を伸ばしたところ、

バチッ!

私 「イタッ…!」

嫁 「あははは!静電気!」

もう大丈夫だろうともう一度、頭に手を伸ばすと、

バチ!!

私 「アタッ…!!」

嫁 「あはははは!」

私 「イッテェなぁ…」

嫁 「セーター脱いだからや!(笑)」

私 「1回で放電し切ってくれや…」

嫁 「ラムちゃんみたい(笑)」

私 「体型がちゃうけどな(笑)」

嫁 「…」

私 「空気が凍ったがな…」

・・・

冬場に静電気、というのはよく言われるが、ここ何年か、お互いに頻繁にあちこちで放電している記憶がある。

おそらく、潤いが減ってきているのだろうと思うが、それも、2人して生きている証、と言っておきましょう。

そういや、椎名林檎「私と放電」というアルバムがありましたなぁ。