ごま豆乳なべ 2019年12月

冬と言えば鍋だ!…とまでは言わんが、寒くなってくると、ウチは、しょっちゅう鍋をやる。

とりあえず冷蔵庫にあるものをドカッと入れて煮込んだら、それなりに美味いし、なんと言っても楽チン。

具材だけで量が足りんようなら、うどんやラーメン、冷凍ご飯などをポイっと放り込めば、これまた美味しく満腹になれる。

シメを投入する前にすでにお腹いっぱいになった場合は、残った汁は翌日に持ち越し、本来は鍋のシメを翌日の食事に当てる。

いやはや、鍋という料理は、経済的にも環境的にも、エコだなぁ…と思う。

先日は、市販のごま豆乳の出汁で鍋をやった。

白菜やら豚肉やらドカドカ入れながら、調味料棚に、白ごまの小袋に少しだけ中身が残っているのを見つけ、どうせごま豆乳やし入れてまえ!と「ごま豆乳に、ごま投入!」とひと言。

嫁 「ん…?」

嫁が反応する。

私 「なに?」

嫁 「あなたにしてはめっちゃうまい」

私 「・・・」

嫁 「いつもはだいたいしょうもないけど、それはめっちゃうまいやん」

私 「そうか、ありがとう」

何か褒められて嬉しい私であった。

そうそう、嫁は結構ごまが好きなようだ。

あるとき、皿に入れたごまをスプーンで食べていたりする。

私 「そんなして食うもんなん、ごまって」

嫁 「うん!おいしい!おやつみたいな感じで
パリパリッていうのもおいしい」

どうやら、ごまを食べる音まで美味しく食うているような言い方で。

以前、嫁さんは魔女か?と書いたが、嫁は、音を食う妖怪でもあるのかもしれない。

ただ、ごまを食い過ぎると、顔をデキもんができやすくなる、というようなことも言っていた気がするので、ごま好きの方はちょっと注意されたし。