可愛いお嫁さん

嫁としては初対面の、私の父方の親戚。

法事のために父方の兄弟、長男の叔父さん宅。

車で出向いたのだが、駐車スペースは1台分しかない。

親族が何家族かやって来ているわけで、当然停めるところがなかった。

前もって調べてくれていた従兄弟がナビしてくれつつ、近くのコインパーキングに停めることができて助かった。

その間、嫁と母を叔父さん宅に残していたのだが、嫁は全員が初対面という状況でその場にいることになっているのでとても気になった。

後日、

私 「すまんかったな、車置きに行ってる間、大丈夫やったか?」

嫁 「大丈夫やったよ」

私 「はじめて会う人ばっかやし、オカンもそないに流暢にとりもてる方ではないし」

嫁 「ホンマのはじめてって、聞くこといろいろあるからむしろいいかも」

私 「なるほどそうかもなぁ、でも、とりあえず先に紹介しとけば良かったなと」

嫁 「うん、でも、自分で『彼の嫁です』って自己紹介したし」

私 「それも会話のきっかけにはなるか…」

嫁 「そうそう、叔母さんがお母さんに『可愛らしいお嫁さん、娘さんができて良かったねぇ』って言ってたんよ」

私 「ははは、それを社交辞令と言うんや」

嫁 「皆さん言うてくれて、アナタの親族の方々はほんとに正直な人たちやなぁって」

私 「『あら〜ブサイクなお嫁さんですなぁ!』とは誰も言わんやろ、お世辞というやつや(笑)」

嫁 「いや〜ほんとに正直な人たちやわ〜」

私の従姉の1人と同じ年だったようで、松嶋菜々子と同じ年だ、友近とも同じ年だ、とか話してたらしい。

結構よそ者扱いというか、あまり歓迎してないような対応をされるケースも無くはないようなことも聞くので、嫌な思いしなくて済んだのであれば、良かったなぁと思うし、有難しだ。