動物占いというのが一時期流行っていたことがあった。
数年前に盛り上がったことがあったけれども、それより前にも1度、フィーバーしていたことがあったので、2度目の波が来ていたようだ。
どうやら徐々にバージョンアップされてきていたようで、かつては「狼」「虎」「ゾウ」・・・といった、動物が12種類あっただけだったのではないかと思うが、次のときには「順応性のある狼」「楽天的な虎」「デリケートなゾウ」・・・というふうに、形容詞がついて、全部で60パターンのタイプわけになっていた。
その後も、カラーで分類した形式のものが出てきたり、いろいろと形を変えて進化してきていたようである。
我々夫婦は、占いなんてしょうもない!とは言わないまでも、信用したりすることはあまりないタイプだと思う。
楽しみでやって、いいことだけを信じることにしようといった程度のものだ。
この動物占いも、生年月日から性格や2人の相性などを鑑定するものなので、言うなれば、生年月日での占いと、方法は似ているんだろうと思っている。
ちょっと調べていると、ほんとに細かい相性占いなどもあって、キャッチーな占いと言えども、すごい情報量だなぁと感心した。
恋愛相性、好みのデートコース、どちらがリードするか、はたまた、セックスの相性などなど、いろんな項目がある。
我々も遊びでやってみて、性格は結構当たってるのかもな〜なんて話ししていたのだが、私が
「セックスの相性みたいなもんまで事前に調べるかねぇ?」
と言うと、嫁は
「そんなもんやってみんも分からへんやん!」
との意見だった。
なんかオッサンっぽい。
まぁ、もともと占いの類は、明確な答えが出にくいことを判断するためのアイデア、ヒントなんだと思う。
だから、答えを得ようとするとおかしくなるんじゃないかなと。
恋愛にしろセックスにしろ、本人に直接確認する、実際に行動してみることではっきりした答えが出るんだと思う。
往々にしてオッサン的な一面が顔を出すことのある嫁であるが、それも彼女魅力のひとつと言えるのかもしれない。