昼飯で「いきなり!ステーキ」に行ってきた。
前々からいっぺんは行きたいなと話はしていたものの、いつも昼飯時は並んでいるし、そこのショッピングモールのフードコートにある、丸亀製麺が安いし手軽やしということで、ずっと見送りになっていた。
その日は、昼過ぎに家を出て車で出かけた。
私 「昼飯、何食いたい?」
嫁 「うーん、何でもいい」
私 「いつもうどんやしなぁ、あそこのイタ飯屋でも行くか」
嫁 「それもいいなぁ」
私 「あそこパン食い放題やいうて書いてた気がするし」
嫁 「あ、言うてた『いきなり!ステーキ』は?」
私 「ほっほぉ〜」
ということで気持ちは肉モードに。
肉といえば、何かの記念日や、ある目標達成したとか、年末の夫婦忘年会とかで、焼肉屋に行ったりと、ちょっとしたイベントのイメージがある。
普通の日に焼肉、ステーキを食べるのは、なんだか特別みたいでテンションが上がる。
さて、店に到着してみると、13時半くらいだったが、ちょっと並んでいる…。
並ぶのが嫌いな我々は、一瞬ひるんだが、せっかくやから…ということで並ぶ。
幸い、それほど待つことなく順番が回ってきた。
席で待つこと10分ほどか、サラダ、スープの後にジュージュー音を立てながらお肉が運ばれてきた。
嫁200g、私450g。
満を持して食べ始める。
しばらく無言でガッついて、嫁の方を見ると、鼻の下にたくさんの水滴がついている。
嫁は暑いとき、まず鼻の下から汗をかくようなのだ。
私 「鼻の下びしゃびしゃやで」
嫁 「あつい…」
私 「鼻の下びしゃびしゃやで」
嫁 「ふ〜…」
以降、ふた言み言交わしながら食い終える。
美味しく頂き満足したのだが、何か嵐でも過ぎ去ったような、ボクサーがどんなパンチをもらったか分からないまま気がつくと試合が終わっていたというような…
よく言われる、平常心を保つというのは、なかなか難しいことなのかもしれない。